アンリアレイジ初の単独展開催 コレクションと言葉と写真で振り返る10年

A REAL UN REAL AGE会場
A REAL UN REAL AGE会場
画像: Fashionsnap.com

 「ANREALAGE(アンリアレイジ)」初の単独展覧会「A REAL UN REAL AGE」が、2012年12月7日より開催される。渋谷PARCO3階のアートスペースには、デビューから2013年春夏シーズンまで20回分の各コレクションからデザイナー森永邦彦が選んだ代表作と、「ANREALAGE」とは何かを論じた言葉、写真家奥山由之による写真を展示。様々なアプローチから「ANREALAGE」の10年間のクリエーションに迫ることができる。

 展覧会「A REAL UN REAL AGE」は、1年半前から制作をスタートさせた、B4判の「写真の本」とA5判の「言葉の本」の二冊で構成され、組み合わせると一冊になるブックインブック仕様の書籍発売に連動して開催が決定。森永邦彦は、「時には回帰する作業も必要。ブランドにスポットが当たっているのは3〜4年。忘れ去られたシーズンは、記憶から消えてしまう。それらにスポットをあてることで、変わらずに発信し続けている『ANREALAGE』らしさというものを改めて示したい」と話す。

 3階のパルコミュージアムには、森永邦彦が早稲田大学卒業後に発表した2003-2004年秋冬コレクション「何も変哲のない」の白シャツや、東京タワー大展望台でデザイナー神田恵介とともに披露した2006年春夏コレクション「バター」の"手の仕事"で表現されたワンピースなどのコレクションピースを展示。また、身長3mと1m以下のマネキンで表現された2010-11年秋冬コレクション「WIDESHORTSLIMLONG」や、エアボディを使った2011年春夏コレクションなど、身体を問い直すことでアプローチしたコレクションは特製のトルソーに着せて展示されている。会場内の壁一面には書籍の制作にあたり、デザイナー森永邦彦が自ら選んだという平川武治や西谷真理子、麥田俊一、神田恵介、蘆田裕史らによる"アンリアレイジ論考"の一部を公開している。

 「森永さんとの出会いは1年半前。自分から作品を持って行って、見てもらったのが初めてだった」と話すのは、書籍の「写真の本」を手がけた奥山由之。「『ANREALAGE』の服は真っ直ぐでパワーがあり、子ども心をくすぐる。その魅力をそのまま伝えることに専念した」と語った。

■A REAL UN REAL AGE
会場:パルコミュージアム 渋谷パルコ パート1・3F
期間:2012年12月7日 〜2012年12月25日 10:00~21:00
   ※最終日は18:00閉場
   ※入場は閉場の30分前まで
入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料
問い合わせ:03-3477-5873(パルコミュージアム)