アンリアレイジ「色を脱いだり着たりする服」発表

画像: Fashionsnap.com

 「ANREALAGE(アンリアレイジ)」が3月18日、恵比寿ザ・ガーデンホールで2013-14年秋冬コレクションを発表した。「COLOR(カラー)」をテーマに、光を浴びると白から様々な色に変わる服を発表。「形と同様、色も変化するので絶対的ではない」と話すデザイナー森永邦彦は今季、色を壊すことを試みたという。

 ランウェイショーを再開した2011年春夏コレクションから、形へのアプローチに注力してきた森永。昨年10周年を迎え、新たな10年の幕開けとなる今回のショーで、その焦点が形から色にシフトした。ショーでは白黒のルックに徐々に色が加えられ、中盤からは白一色の服がパステルカラーに変化。服の色を変化させていたのは光に反応して分子構造が変わるフォトクロミック分子で、通常はサングラスなどに使用される事が多いが、特殊な技法によって染めやプリントに応用された。特殊な素材は太陽光に当たると色をまとい、室内では白く戻るという。ステージの中央のみに自然光に極めて近い光を注ぐことで服の色や濃淡を操り、森永が言う「色を脱いだり着たりする服」を実現した。

 森永は今季のコレクションについて、「(ファッション界で)黒は『黒の衝撃』、白は『Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)』が定着しているが、携帯やテレビ、写真も時代を経て白黒からカラーになった。それを服でやってみようと思った」とコメントしている。

■ANREALAGE 2013-14年秋冬コレクション
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