安倍昭恵首相夫人がアジア外交で日本の若手ブランドを着用

安倍昭恵首相夫人(アディアムを着用)
安倍昭恵首相夫人(アディアムを着用)

 安倍晋三首相の昭恵夫人が11月上旬、首脳会議に随行するためアジアを訪れる際、日本の若手デザイナーの新作コレクションを着用した。今回身に付けたブランドは、「アディアム(ADEAM)」「ハナエモリ・デザイン バイ・ユウアマツ(HANAE MORI designed by Yu Amatsu)」。スタイリングは、ファッションディレクター軍地彩弓氏が担当した。

 安倍首相は、11月10日から北京で開催されたAPEC首脳会議と、ミャンマーのASEAN首脳会議に出席。随行した昭恵夫人は、羽田空港から日本を発つ際に「アディアム」のグレーのワンピースとジャケットを身に付けて報道陣の前に姿を見せた。夫人は外交中、「アディアム」の竹柄のワンピースや、「ハナエモリ・デザイン バイ・ユウアマツ」ネイビーのセットアップなどを着用している。

 「アディアム」のデザイナー前田華子氏(27歳)は、NYコレクションに出展し海外からも高い評価を受け、販路を広げている。また、「ハナエモリ」に新しい風を吹き込むデザイナー天津憂氏(35歳)が手がける新ブランド「ハナエモリ・デザイン バイ・ユウアマツ」は、10月に東京で開催されたファッションウィーク「Mercedes Benz Fashion Week TOKYO」のオープニングを飾った。日本文化を現代的なクリエイションで表現する前田氏と、日本製の素材や縫製にこだわる天津氏は、いずれも今後の国際的な活躍が期待される若手デザイナーの一人だ。

 米国のミッシェル・オバマは、「ジェウソン・ウー(Jason Wu)」や「3.1フィリップリム(3.1 Phillip Lim)」といった自国の若手デザイナーによるドレスを積極的に身に付けていることで知られている。ファーストレディは自国ブランドを海外にアピールする存在でもあることから、昭恵夫人は「海外から尊敬される日本のモノ創りの素晴らしさをより強く伝える」という考えに賛同。スタイリングを担当した軍地氏は「後継者不足、国内需要の低下など、ファッション産業にとって難しい局面もある中、こういった事情をご理解のもと着用頂けたことをとても嬉しく思う」と話している。