ルードボーイの型にはまらない生き方を現代に「タケオキクチ」13年ぶりにファッションショー開催

TAKEO KIKUCHI 2015-16秋冬コレクションのフィナーレ
TAKEO KIKUCHI 2015-16秋冬コレクションのフィナーレ
画像: Fashionsnap.com

 デザイナー菊池武夫が手がける「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」が3月16日、13年ぶりにファッションショーを開催した。創設30周年を記念し、東京のファッションウィーク「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO2015-16 A/W」のスペシャルプログラムとして参加。デザイナー菊池武夫が生き方に惹かれたというルードボーイ達がモデルとなった。

 ワールドが展開する「タケオキクチ」のショーは、ファッションウィークの初日、渋谷ヒカリエのヒカリエホールAで行われた。2015年秋冬コレクションのモデルとなったルードボーイは、ジャマイカンスラングで「不良少年」を意味し、第二次世界大戦後の1960年代にイギリスへ移住した一部のジャマイカ人のスタイルに由来している。菊池武夫は彼らのスタイルを独自に解釈し、また1985〜86年に開催した最後のコレクションのピースを今の時代に沿った新しいスタイルで再現したという。様々な要素を組み合わせながら、巨大なバッグや誇張されたディテールとカットワーク、長いリボンや王冠の装飾といったアクセントが加わったことで、新鮮でジェンダーレスなスタイルが完成。スタイリストはハリス・エリオット(HARRIS ELLIOTT)、ヘアメイクは加茂克也を起用し、ボディペイントが施されたモデル達はランウェイで踊ったり跳ねたりと、型にはまらないスタイルを表現した。

 ショーには、30周年記念コレクションでコラボレーションしているデザイナー信國太志もモデルとして登場。会場には、矢沢永吉やYOSHIKI、伊勢谷友介など各界から多くのゲストが来場した。「ルードボーイ達のカルチャーから、今忘れかけている情熱を感じる」という菊池武夫は、ファッションを通じて彼らの「カッコいいい生き方」を現代に伝えた。