マルケス・アルメイダが第2回LVMHプライズの勝者に決定

LVMH Prize for Young Designers公式ページより
LVMH Prize for Young Designers公式ページより

 23日、パリのルイ・ヴィトン財団で第2回「LVMH Prize for Young Designers(以下、LVMHプライズ)」の勝者が発表され、ポルトガル出身でロンドンを拠点に活動するデザイナーデュオ「マルケス・アルメイダ(Marques'Almeida)」が栄冠を手にした。優勝ブランドには、1年間LVMHグループによる全面的な支援と賞金約4,000万円が与えられる。

 「マルケス・アルメイダ」は、マルタ・マルケス(Marta Marques)とパウロ・アルメイダ(Paulo Almeida)による創設4年目のウィメンズブランド。名門セントラル・セントマーチンの修士課程を卒業した2人は、ファーストコレクション発表後まもなく、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」や、香港の人気セレクトショップ「ジョイス(Joyce)」から受注を受け、ブリティッシュ・ファッション・アワード 2014で「Emerging Womenswear Designer」を受賞、2015-16年秋冬の「NEWGEN(New Generation)」支援デザイナーに選出されていた。デニム素材を扱うブランドとして知られていたが、コンテストに出品したコレクションではファーやメタリックなど、これまでと異なる素材やテクニックを導入して新境地を開拓し、栄冠に輝いた。

 去年日本でも限定店を展開したサイモン・ジャックムス(Simon Jacquemus)手がける「ジャックムス(JACQUEMUS)」には特別賞が授与され、賞金約2,000万円が贈られた。また、先日クレージュの新アーティスティック・ディレクターへの起用が発表された「COPERNI」のArnaud VaillantとSébastien Meyerは、選考を辞退したという。

 LVMHプライズの審査委員は、ニコラ・ ゲスキエール(Nicolas Ghesquière)、 カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、 ジョナサン アンダーソン(Jonathan Anderson)、ウンベルト・リオン(Humberto Leon)、キャロル・リム(Carol Lim)、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が務め、その豪華な顔ぶれでも話題。今年は「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」のデザイナー山縣良和が日本人デザイナーとして初めてノミネート入りを果たしたが、来年以降も日本人デザイナーの活躍に期待が高まる。