伊藤忠商事、レスポートサックの中国展開を拡大

4日、渋谷ヒカリエで開かれた最新コレクション発表会より
4日、渋谷ヒカリエで開かれた最新コレクション発表会より
画像: Fashionsnap.com

 「レスポートサック(LeSportsac)」が、中国展開を強化・拡大させる。これに伴い、同ブランドの全世界の商標・販売権を持つ伊藤忠商事は合弁会社を中国に設立。日本以外にも香港や台湾、韓国、東南アジアなど周辺各国の小売市場に占める中国人旅行客の割合が急増していることから今回の方針を固めたといい、今後3年間で中国の主要都市を中心に店舗数を100店舗規模まで増やす計画だ。

 2007年、伊藤忠商事は中国主要都市で複数の欧米ファッションブランドの小売事業を手がけていたノボ・ファッション・リテール・グループ(Novo Fashion Retail Group/以下、ノボ・グループ)と中国市場における「レスポートサック」の独占販売契約を締結し、順調に拡大。今後はノボ・グループとの合弁会社による共同経営を通じて、「レスポートサック」の中国市場に直接携わっていくことで、中国人消費者のニーズに沿った商品開発など消費者起点でのマーケティングを強化するという。今後は店舗数の拡大に加えてeコマースも強化し、店舗とECサイトの垣根を超えたO2Oマーケティングによる効率的な販売システムを構築する考えだ。

 伊藤忠商事は、2006年に「レスポートサック」ブランドの全世界の商標権を取得。以来、アメリカや日本、中国、アジア、欧州、新興国市場へとグローバル進出を加速し、現在は世界約35ヶ国で展開している。