ファッションデザイナー皆川明、デザイン・芸術分野でW受賞

皆川明 photo by L.A.Tomari
皆川明 photo by L.A.Tomari

 「ミナ ペルホネン(minä perhonen)」を手がけるファッションデザイナー皆川明が、毎日新聞社が主催する「2015毎日デザイン賞」と文化庁が発表している「第66回芸術選奨文部科学大臣新人賞」を受賞した。いずれもこれまでの功績や成果が讃えられ、デザインおよび芸術分野で権威のある賞に輝いた。

 「毎日デザイン賞」は、グラフィックやインテリア、クラフト、ファッション、建築などあらゆるデザイン活動を対象に、年間を通じて優れた作品を制作しデザイン界に寄与した個人や団体を顕彰する賞。受賞した皆川明は、1995年に自身のブランド「ミナ(現ミナ ペルホネン)」を創立し、生地産地との連携によるテキスタイルを特徴に、服をはじめ家具や器といったプロダクトデザインまで幅広く手がけてきた。テキスタイルデザイナーとしても活躍し、2006年には「毎日ファッション大賞」を受賞。創立20周年を迎えた2015年には展覧会「1∞ミナカケル」を東京と長崎で開催している。1枚の布のデザインから始まり、膨大な手仕事と時間の集積によって職人やスタッフの想いが込められた物づくりと、20年間の実直な歩みが評価され受賞に至った。受賞者には賞状と賞牌、そして賞金100万円が贈られる。

 文化庁が毎年発表している「芸術選奨文部科学大臣賞」および「芸術選奨文部科学大臣新人賞」は、芸術各分野において優れた業績を挙げた、または新生面を開いた個人に送られる賞。芸術部門では大賞に陶芸家の林恭助とアーティストの村上隆が選ばれ、皆川明は「1∞ ミナカケル」の成果などが評価されて新人賞に輝いた。受賞者には賞状と、大臣賞には30万円、新人賞には20万円の賞金が贈られる。