古代ファブリック×現代ストリート「ネハン ミハラヤスヒロ」が地下駐車場でデビューショー

「ネハン ミハラ ヤスヒロ(Nehanne MIHARA YASUHIRO)」2017年春夏コレクション
「ネハン ミハラ ヤスヒロ(Nehanne MIHARA YASUHIRO)」2017年春夏コレクション
画像: FASHIONSNAP

 デザイナーの三原康裕が「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」の新ライン「ネハン ミハラ ヤスヒロ(Nehanne MIHARA YASUHIRO)」の2017年春夏コレクションを発表した。会場は文化学園大学・文化服装学院の地下駐車場。縄文時代から日本人の生活に馴染みの深い大麻布を取り入れ、古代ファブリックと現代ストリートカルチャーを融合させた新しいスタイルを、ロックバンド「Alexandros」のドラマー庄村聡泰による生演奏とともに披露した。

 「ネハン ミハラ ヤスヒロ」は日本人が日本の歴史や伝統を学び、再認識することを大切にしたという考えで立ち上げられた。大麻布は、第2次世界大戦以降国内での栽培が制限されていたが、約半世紀たった現代に「麻世妙(まよたえ)」という名で復活。強靱でありながら柔らかく、シルクに劣らない光沢が特徴で、速乾性と保温性にも優れている。

 ファーストコレクションは日本の服飾の歴史と関わりの深いものをデザインソースとし、着物や浴衣、作務衣、袈裟、旧日本軍の軍服を再構築した。柄のモチーフは江戸中期に突如現れて幻のように消えたと伝えられる謎の絵師「東洲斎写楽」の浮世絵で、イラストレーターのyutaokudaによって描かれた。浮世絵をドットで表現したプリントや、浮世絵に描かれている着物柄を抽出した刺繍も登場。カラーは黒と白の2色使いで、コレクション全体に和のテイストを強めながらも現代のスタイルに取り入れやすいアイテムに落とし込まれた。新ラインでは、今後も大麻布を中心に製作していくという。