"ダサい"と物議「東京都観光ボランティア」のユニフォームが再考へ

小池百合子東京都知事
小池百合子東京都知事
画像: FASHIONSNAP

 東京都は、世界有数の観光都市への飛躍を目指し、国内外に向けて旅行地としての東京を強く印象づける「東京ブランド」の確立に向けた取り組みを実施している。11月25日の今日、民間事業者や関係団体等と「東京ブランド」の現状及び今後の展開の検討を行うため、第1回「東京ブランドのあり方検討会」が東京都庁で開催された。

 「東京ブランドのあり方検討会」には、小池百合子東京都知事やファッションデザイナーのコシノヒロコ、ファッションジャーナリストの生駒芳子、コルベール委員会ジャパンのチェアマンでシャネル代表取締役社長のリシャール・コラス、良品計画前会長で松井オフィス代表取締役社長の松井忠三ら15人が参加。今回「東京ブランド」やこれに関するロゴ、そして当初からネットを中心に"ダサい"と話題になっていた「タマキ フジエ(TAMAKI FUJIE)」のデザイナー藤江珠希が手掛けた東京都観光ボランティアのユニフォームのデザインを中心に議論された。

 コシノヒロコはユニフォームに関して「このデザインは誰にでも似合うのか。ボランティアの方は若い人だけではないし、体型も年齢も違う」とし、制服を着ることで仕事に対して誇りを持てたり、ボランティアをやっていない人にとっても「この制服を着たいからボランティアをやってみたい」と思われるようなデザインである重要性を話した。また「日本人が持つ素朴さや謙虚さといった良い面を良い形で出すには"上品さ"が欠かせない。オヤジ感覚でものを選んではだめ」(コシノヒロコ)と指摘。「ロゴがごちゃごちゃしている。"東京"と漢字で書いてあるものもあれば横文字で書いてあるものもあるし、白い文字もあれば青い文字もある」(リシャール・コラス)といった意見もあがった。小池百合子東京都知事は「皆さまから出た意見は『バラバラすぎて統一をせよ』ということではないかと思う。私も最初にユニフォームが季節によって様々な色になっているのを見て驚いた。要は統一感。国内外に何を伝えていくのかというコンセプトの問題にいきつくのではないか」とし、年内に「東京ブランドのあり方検討会」の第2回を開催して引き続き検討を重ねていく予定だ。