KENZOデザイナーが来日、初監修のフレグランスは「ケンゾーウーマン」を香りで表現

新フレグランス「KENZO WORLD」
新フレグランス「KENZO WORLD」
画像: FASHIONSNAP
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 先月開業した「ギンザ シックス(GINZA SIX)」にアジア最大規模の旗艦店をオープンしたことを記念して「ケンゾー(KENZO)」のクリエーティブディレクター ウンベルト・レオン(Humberto Leon)とキャロル・リム(Carol Lim)が来日した。2人が監修した初のフレグランス「ケンゾーワールド(KENZO WORLD)」のアジア先行発売を兼ねて5月17日、ギンザ シックスの店舗で記者会見を行った。

 2人はセレクトショップ「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」を2002年に創業。ケンゾーのクリエーティブディレクターには2011年に就任し、斬新な発想でブランドに新しい息を吹き込んできた。ウンベルトは、これまでの歩みを「この6年間、ブランドが長年培ってきたストーリーを継承し、そこにさらに新しい視点を加え発展させ、時空を超えて『ケンゾー』というブランドを伝えていこう、という思いでやってきた」と振り返る。昨年末にはメンズとウィメンズのコレクションを統合し、ショーを年2回に集約することを発表したが、これについて「これまでもメンズとウィメンズは兄弟、姉妹のような関係性で統合することはとても自然な流れだった。同じインスピレーションに基づいてより力強いストーリーを語ることができるようになる」と経緯を語った。また、ブランドは今年3月のパリのファッションウィークで新ラインとなる「KENZO - La Collection Memento」を発表。ウンベルトは「メメントはケンゾーが築いてきた豊かな歴史を振り返り、セレブレートするためのライン。一方でメインのケンゾーは自分たちの未来を表現する場」と位置付け、新規と既存ラインのすみ分けを説明した。

 会見当日にギンザ シックス店で先行発売を開始した「ケンゾーワールド」(税別1万500円)は、「FLOWER BY KENZO」に続くフレグランス。フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)により調香されたオーデパルファムで、ラズベリーのトップノートからピオニー、ジャスミンと続き、アンブロクサンへと変化する。キャロル・リムは香りを生み出すにあたり、テーマに掲げたという「ケンゾーウーマン」について考えを巡らせたといい、「個性だったり強さやパワフルさ、ユーモアや知性などの言葉が浮かんできた」と話し合いの中からイメージを膨らませていったという。パッケージやボトルのモチーフになっている「目」について「コレクションでもセカンドシーズンに登場したモチーフで『ケンゾーワールド』とあるように、みなさんの目から色々な解釈をしてもらうという意味でも『EYE』がデザインにふさわしいと思い採用した」と語った。2人の友人で映画監督のスパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)が手掛けたキャンペーンフィルムでは、内なる感情を爆発させる少女の姿を描き、フレグランスの世界観を表現。『ケンゾーワールド』は5月19日に限定店舗で取り扱いを開始し、9月1日に全国発売される。