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お洗濯アンバサダーに聞く、スーツの保管方法とケアテクニック

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ビジネスシーンに欠かせないスーツは、シワが付いたり、汗ジミやニオイも気になりますよね。できるだけスーツを長く着るためには、正しい保管方法やケア方法を覚えておきたいもの。

そこで、今回はリネットお洗濯アンバサダーの近藤さんにスーツの保管方法とケアテクニックについて聞いてみました。メンズスーツだけでなく、レディーススーツについてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

お洗濯のプロが「スーツの保管&お手入れ」に関する8つの質問にに回答!

Q:ズボンのシワが寄らないようにするには?

A:ズボンをたたんだ状態でしまうとシワになってしまいます。ハンガーで吊るして保管することで、シワが出にくく、センターラインが消失してしまうこともありません。ハンガーで吊るすなら、パンツハンガーといったパンツをかける専用のハンガーを使用するのがベストです。

Q:ジャケットを美しく保管するにはどうすればいいですか?

A:シルエットを保つためには、ジャケットに合ったハンガーを使用するようにしましょう。針金ハンガーなど、細いタイプのものはジャケットを支えることが難しいので、ジャケットの形に沿ったタイプのハンガーにかけて保管するのがベスト。余計なシワが発生するのを防ぐ効果もあります。

プロが教える"家でできる"簡単なジャケットのシワの伸ばし方

・用意するもの

スーパーやコンビニの袋|200ml程の水を入れたペットボトル|クリップ式のハンガー|霧吹き

・シワの伸ばし方

【1】シワが気になる部分に、霧吹きなどを使って水をかけて湿らせる
【2】クリップ式のハンガーで両袖部分を留める
【3】ハンガーをかける部分に袋をかけてその中にペットボトルを入れて、シワを伸ばす
【4】水が乾いたらクリップを外す(※ずっと付けておくと縫製部分の目が開くので注意)

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Q:スーツのお手入れにブラッシングは必要?

A:基本的にスーツのブラッシングは不要です。そもそもブラッシングは毛並みを整えるためにするものなので、毛がないスーツにブラッシングをすると、逆に生地を傷める原因にもなってしまいます。ほこりや毛玉をとるためには豚毛ブラシなど動物の毛を使用した、生地に優しい「エチケットブラシ」を使いましょう。身だしなみを整えるためにも、ほこりや毛玉にあててあげましょう。

Q:ニオイを消すために、消臭スプレーを使うのは効果的?

A:嫌なニオイを消すためにはいいと思います。消臭スプレーにはさまざまな薬品が入っているので、飲み物や汗、雨などのシミがある部分にかけてしまうと、余計にシミが濃くなってしまうので要注意。スプレーをかけるには、スーツの表だとシミが目立ってしまうことがあるので、裏地にかけるのが◎。そして、スプレーをしてからすぐに着用するのではなく、風通しの良い場所で陰干しをすると効果が高くなります。

Q:クリーニングはどれくらいの頻度で出すと良い?

A:長持ちさせるためには、汗をかいたらクリーニングに出すのがおすすめ。汗がついたまま保管すると、自分のかいた汗でスーツが色抜けしてしまうことも。特に夏は汗をかくことが増えるので、せめて1週間に1回のペースでクリーニングに出すことで、長くキレイに使うことができます。

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Q:女性もののスーツのケアで気をつける点はありますか?

A:男性ものスーツだけでなく、女性もののスーツにも皮脂汚れや汗ジミがついているので、しっかりしたケアが必要です。また、女性のスカートは座りジワが発生しやすいです。しかも一度ついたシワはなかなかシワを伸ばすことは困難。スカートにシワが付いたまま着用していると、すれてテカリが発生してしまうこともあります。

Q:おすすめの「スカートのシワの伸ばし方」を教えてください!

A:上でご紹介した「プロが教える"家でできる"簡単なジャケットのシワの伸ばし方」の方法を応用します。ジャケットのときと同様にスーパーなどの袋と200ml程の水を入れたペットボトルを用意し、スカートの裾部分をクリップ式のハンガーで2カ所程とめ、ハンガーをかける部分に袋とペットボトルをいれます。こうすることで気になるシワを伸ばすことができます。

Q:他に気をつける点はありますか?

A:ジャケットの脇部分の汗ジミに注意ですね。女性の場合、季節によってはノースリーブのシャツにジャケットを羽織る方も多いです。ノースリーブの場合、ジャケットに直接肌がついてしまうので、脇部分の汗ジミが目立ってしまいます。特に夏場は塩がふいてしまったり、変色の原因になることもあるので、こまめに脇の汗をタオルでふき取ったり、脇汗パッドなどを使ってジャケットに汗をつけないこともおすすめです。また、汗をかいたと感じたときにはすぐにクリーニングに出してあげましょう。

毎日のように着るスーツだからこそ、日々のお手入れが大切なんですね。今回ご紹介した保管方法やケア方法を参考に、ビジネスシーンでスーツを清潔に着こなしましょう!