ファッション業界に特化した仕事・転職サイト

販売員が「ファッションビル・複合商業施設」で働くメリットとは?

販売員が「ファッションビル・複合商業施設」で働くメリットとは?の画像

2016年も残すところあとわずか。今年は、「ニュウマン」「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」「東急プラザ銀座」などの大型ファッションビル・複合商業施設が都内近郊に出店しました。ファッション・アパレル業界で働く皆さんの中にはヘルプに行かれた方も多いのではないでしょうか?

今回は、2017年4月にオープンを迎える銀座最大級の商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の求人募集スタートにあたり、これまで路面店や百貨店、ファッションビルなど複数の店舗でキャリアを積んできた販売員の方に、「ファッションビル・複合商業施設で働くメリット」について教えていただきました。

注目の施設のオープニングスタッフを目指している販売職の方は、ぜひ転職活動の参考にしてみてはいかがでしょう。

「複合商業施設」とは?ファッションビルと百貨店は何が違う?

ファッションビルは、ブティックなどファッション関連の衣類や雑貨を扱うテナントを中心に集めるショッピングセンターの一種で、ルミネやマルイ、パルコなど、比較的若い客層に向けたターゲットが多く見られます。

ファッションビルなどのショッピングセンターをはじめ、飲食施設、映画館などの娯楽施設といった複数の商業施設を持つ大型施設「複合商業施設」では、幅広いジャンルを取り揃えることで多種多様な消費者ニーズに応え、集客力を向上させる効果があります。

では、ファッションビルと百貨店でどのような違いがあるのでしょう?

百貨店の定義は一般的に「衣、食、住の商品群の販売額がいずれも10%以上70%未満であること」、「従業者が常時50人以上であること」、「売り場面積の50%以上が対面販売を行う業態」とされています。さらに、「全国百貨店共通商品券」の利用ができる「百貨店協会」に加盟しているかどうかも基準です。

このようにファッションビルと百貨店にはそれぞれの特長がありますが、この両方の良い部分を味わうことができる複合商業施設こそ、来年オープンを控えている「GINZA SIX(ギンザ シックス)」なのです。

アパレル販売員が複合商業施設で働くメリット

では、ファッションビルや百貨店など数々の複合商業施設で勤務経験を持つ販売員の方が感じた働くメリットについてご紹介していきましょう。

1.話題のストアで働ける!
「TVや雑誌など、オープンの度にメディアの注目が集まるファッションビル・複合商業施設で働くということで、話題性があります。施設自体の認知が自然と広まるので実績もつくりやすいですし、メリットは多いと思います。ブランドにとっても、国内の大規模なストアを展開するということで、MD/バイヤー、プレス、営業など各所が気合を入れるので話題性があり、結果を出すことはもちろん必須ですがキャリアに箔がつくことは間違いないと思います」。

2.スタッフルームや食堂が広い・綺麗・豪華
「特にオープニングスタッフとして働く場合のメリットは何と言っても施設が綺麗だということです。特に昨今では昔に比べて"販売員の働きやすさを考えた施設づくり"が増えたように感じます。休憩室やロッカールーム、食堂がすごい綺麗で、施設によっては託児所が併設していることもあります。個人的な感想ですが、今までいわゆる社員食堂といえば200円くらいのお蕎麦やうどんといったものが中心だったのが、最近では社員食堂のメニューもどんどんオシャレなものに変化しているような気がします(笑)」。

3.レベルの高い研修が受けられる
「研修といえば百貨店というイメージがありますが、ファッションビル、複合商業施設でも、ルミネなど入店するスタッフが全員受けられる研修を設けているところが多いです。施設によって研修内容も色々ですが、基本的なマナー研修や笑顔研修、ラッピング研修など、会社では受けることのない研修を受けさせてもらえました。あとは、接客レベルの高いスタッフを評価するコンテストも多いのでモチベーションアップの機会が多いですね」。

4.横の繋がりができる
「同じフロアや隣のブランドの方たちとは、日頃から前日売り上げを聞く機会があったり、商品動向を共有したり、コミュニケーションを盛んにとるようにしています。フロア全体での朝礼や、懇親会などもあるので、他社で働く人に直接その会社の職場環境や悩みを聞くこともできます。これは自分が転職活動をするときの参考にもなりましたね(笑)。路面店だと少ない客数の取り合いになってしまうので、どうしてもし同業の方とは情報交換ができなかったのですが、商業施設では普段から共有する習慣があったので仲良くなりやすかったです」。

5.最先端の情報発信をキャッチできる
「自分たちのお店のイベントごとだけではなく、建物自体で定期的にイベントやキャンペーンを行うので常に最先端の情報に触れられて、シーズンやトレンドに対するアンテナも自然に貼ることができていました。また、ファッション以外の雑貨やアート、レストランなど自社のジャンル以外の新情報もキャッチできるので、接客での会話の幅もかなり広がりました。プライベートでも"ここ面白いよ"と人に紹介できます」。

6.ブランドのエクスクルーシブアイテムが揃う
「注目のストアにはブランドで一番力を入れているコラボレーション商品やエクスクルーシブライン、限定ラインが入荷します。こういうスペシャルなアイテムは旗艦店などの一部店舗しか入荷しないので働いている立場でもすごく嬉しいです。扱っていない他店舗のスタッフもお店に遊びに来たり、本社スタッフが見にくることも多いので社内のスタッフとの交流の機会も自然と増えます」。

20161215fashoinhr2.jpg

7.富裕層の集客がある・集客に困らない
「施設自体で富裕層の集客を行っているため、高額なアイテムに慣れている層のお客様はとても多いです。また、最近の施設では観光客向けの免税カウンター設置や配送サービスなどを行っていて、海外から来る富裕層のお客様もとても多いです。インバウンド需要は一時期よりは減ったものの、客数は路面店などに比べるとやっぱり多いですね」。

8.単純にアクセスが良い
「どの施設も比較的立地が良く、駅から近かったり駅直結だったりしてアクセスが良いです。そのため雨の日でも濡れずに通えたり、逆に雨の日に集客が増えたりするメリットがあります。路面店の場合はどうしても天候によって売り上げ変動がありましたが、施設ですと天候に関係なく比較的安定した売り上げをキープできます」。

9.施設内の特別割引がある
「これは施設によりますが、館内のものが10%〜20%で購入できたり、ブランドによってはもう少し安く購入できたり、特典も多種多様でした。自分が購入する立場でもメリットがありますが、反対に自店の商品を館内のスタッフが買いにきてくれることも多いので、厳しい時でも売り上げを確保することができたり、助かる場面もありました(笑)。そのためにも日頃から館内のスタッフとのコミュニケーションを密にとっておいたり、こまめな情報発信を心がけていましたね」。

10.本社の期待値が高く結果次第でキャリアアップの可能性も!
「やはり本社の期待が高いストアで働くということは結果次第で自己評価にもつながるので、注目店舗での勤務は自分の実力をアピールするチャンスでもあります。私も以前オープンした商業施設で期待を上回る結果を出したことで、エリアマネージャーへのキャリアアップを果たせました。注目ストアで働くこと、そしてそこでどんな結果を出せたかどうかでは、次のキャリアへのステップを踏める重要なプロセスになるのです」。