OTBグループが、2月5日、同社の最高戦略責任者および「ジル サンダー（JIL SANDER）」のCEOに、セルジュ・ブランシュウィッグ（Serge Brunschwig）を任命したことを発表した。同氏は、2021年から同ブランドのCEOとOTBグループのCEOを兼任してきたウバルド・ミネッリ氏の後任となる。

　ブランシュウィッグ氏は、1995年にLVMHに入社。その後、「ディオール・オム（DIOR HOMME）」の社長や「クリスチャン ディオール クチュール（CHRISTIAN DIOR COUTURE）」のCOO、「セリーヌ（CELINE）」のCEOを歴任してきた。2018年からは、約6年間「フェンディ（FENDI）」のCEO兼社長を務め、昨年5月に退任した。

　ウバルド・ミネッリ氏は、同氏のCEO就任について「彼を当グループに迎えることを嬉しく思います。セルジュをジル・サンダーのCEOに任命したことで、まだ見ぬ可能性を秘めたブランドのポジションを高めていきます。セルジュが持つこれまでの経験と視野は、OTBグループの野心的な戦略に大きく貢献するでしょう」とコメントしている。

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