アパレル専門商社のスタイルが事業停止、東京地裁に自己破産を申請へ

Image by: FASHIONSNAP

　バッグや革小物の企画・販売を行うスタイルが8月19日をもって事業を停止し、東京地裁に自己破産を申請する意向だと帝国データバンクなどが報じた。

ADVERTISING

　スタイルは1923年に創業し、1992年に法人改組。革製品やバッグの企画から販売までを手掛け、「ポール・スミス（Paul Smith）」や「ミラ・ショーン（Mila Schön）」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）」、「ハナエモリ（HANAE MORI）」といった国内外のファッションブランドのライセンス品を全国の百貨店などに販売してきた。

　報道によると、同社は2018年3月期には年間売上高90億円超を記録。その後、新型コロナウイルスの拡大を踏まえた販売先の休業や時短営業の影響などから減収し、2024年3月期の売上高は約58億6100万円にとどまり、約3億5200万円の最終赤字を計上していた。

　スタイルの公式通販「スタイルショップ（STYLE SHOP）」では、8月19日付で閉店したという案内が表示されている。