販路拡大を目指す事業者を支援するトライアルショップがしぶちかに開業　清澄白河のカヌレ専門店などが出店

Image by: Canvas βase

　東急モールズデベロップメントが、渋谷駅直結のしぶちか（渋谷地下街）に、事業拡大、販路拡大を目指す事業者を支援するトライアルショップ「キャンバスベース（Canvas βase）」の渋谷店を10月2日に開業する。

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　キャンバスベースは、「スキマ時間に、モノやヒトとの『最初の出会い』が見つかる場」をコンセプトに、2024年3月に東急電鉄武蔵小杉駅構内に1号店をオープン。さまざまな業種の事業者にとって出店しやすくリスクが少ないことを重視しているため歩合賃料制で出店を募っており、シンプルな内装デザインで可変式の什器やデジタルサイネージ、販売に必要な備品を用意している。これまでに全国各地の510の事業者の中から49の事業者の販路拡大の伴走支援を実施。同社の運営する商業施設やスイーツ専門店事業「MY SWEETS」への出店に加えて、東急グループが運営する物件への提案・展開に繋がった事例は11件に至るという。

　渋谷店の店舗面積は15.39平方メートル。1号店で培った事業者との出会いと伴走実績を生かしつつ、渋谷での短期出店を起点に、販路拡大、ブランド構築、継続した出店を支援する。すでに出店が決まっている事業者は、世田谷の桜新町に本店を構えるおはぎ専門店「タケノとおはぎ」、2025年3月に清澄白河にオープンしたカヌレ専門店「MM Canelé」、錦糸町のカフェ「And Tei」、広島県三原市須波にある瀬戸内海に面した築100年の古民家カフェ＆宿「むすび」のスイーツを販売する「むすびスイーツ」、広島県福山市を拠点に菓子製造をしている藤庄が運営する生キャラメル専門店「YAWAMEL」、フルーツスタンド「Bonchi Stand」、ハンドメイドやインポートの韓国雑貨を販売する「Somsatang」など。