

編集部のリアルランチを紹介!オモハランチタイムスVol.120
(2025/09/09)
編集部がリアルに食べているランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。夏シーズン、定期的に無性に食べたくなる坦々麺。9月に入っても暑さもまだまだ続きそう。暑さを吹き飛ばすには、食欲そそるスパイシーな旨辛メニューの代表格、坦々麺だ!ということで坦々麺が有名な、隠れ家的お洒落な青山中華の老舗「希須林」へ。
本日のお店:希須林 青山(キスリン アオヤマ)
食べたもの:
希須林 坦々麺 1,480円
※税込
※物価上昇のため、取材当時と料金の変動がある場合がございます。
食事スタイル:イートイン
表参道交差点角地にあるイベントスペース「OMOTESANDO CROSSING PARK」の隣、脇道を進んでいくと、右手にビルのエントランスが見えてくる。

置き看板と、照明看板が「希須林」入口の目印。階段をあがった先にお店があり、到着した13時ごろにはすでに5,6名ほどの人が並んでいて、後ろにも続々とお客さんが並ぶ人気っぷり。待っている間にメニューが渡され、常連さんが多いのか店員さんと気さくに話す人や、リピーターらしきマダムはメニューを見ずに「いつもの」をオーダーするシーンも。

店内は真ん中に大きなテーブルがあり、その周りを2名掛けテーブル席がぐるっと囲む。窓側の障子には世界地図がうっすら浮き出ていて、和モダンながら洗練された気品の高い空間。「身体に優しい中華」をコンセプトにしている希須林は、女性のお客さんが多い印象。若い方から年配のおひとりさままで青山らしいおしとやかで、上品な空気が漂っていた。

人気メニューの坦々麺が運ばれてきた。上質な空間でいただく、上質な坦々麺に食べる前からテンションが上がる。

希須林 坦々麺 1,480円
麺の上に乗って顔を出してるのは、もやし、ニラ、ひき肉と擦った粉末状のごま。

具材をかき混ぜて、早速いただきます。肉味噌スープのコクが深くてめちゃくちゃおいしい。辛さ加減も絶妙で、後からピリリとくるのが食欲をそそり、早く2口目をすすりたくなる!

そしてこのスープ。思わず何度もスープ単体で行きたくなるほど、辛さとコクと旨みが濃縮されている。具材には小エビも入っていて、魚介類の出汁が味の奥行きを引き出しているのだろうか。レンゲにスープをたっぷりとすくって麺と具をよそって一口で食べると、コク深スープ多めで食べると深みが増して「すする旨さ」とは別のおいしさがある。

麺の上に乗っていた、粉末状のごまがアクセントになっていて、坦々麺全体にごまの風味が香ってくるのと、スープと麺をコーティングして味のクオリティを一段階上げている。

入口が奥まっているため、駅近ながらやや隠れ家的ロケーションのおしゃれ青山中華。ランチメニューには週替わりランチや炒飯もあるので、またゆっくり名店の味を堪能しにこよう。

■希須林 青山
住所:東京都港区南青山5-1-25 メゾンドラミア 2階
電話:03-3499-4120
営業時間:
ランチ 11:00~14:30(LO.13:45)
ディナー 17:30~22:00(LO .21:00)
定休日:月曜日
Text&Photo:Kozue Inaba
最終更新日:
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【OMOHARAREAL】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング