フレグランス大手のインターパルファム（INTERPARFUMS）が手掛ける、初のオリジナルフレグランスブランド「ソルフェリーノ（Solférino）」が誕生する。パリの街並みをイメージした10種（70mL 2万9040円、125mL 4万7080円）の香りを揃え、10月8日から伊勢丹新宿店で開催されるフレグランスの祭典「サロン ド パルファン 2025」で先行販売し、11月12日から公式オンラインストア ラトリエ デ パルファムおよび一部限定店舗で順次展開する。

　ソルフェリーノは、フレンチエレガンスの真髄であるサン＝ジェルマン大通りとセーヌ川岸の間に佇む18世紀の壮麗な邸宅の住所「ソルフェリーノ通り10番地」がブランドの原点でありインスピレーションの源。卓越性を追求し、10種類それぞれ、著名な調香師たちを起用、「調香師らが夢見るパリのイメージを香りで自由に表現してほしい」とリクエストした。10種類のオードパルファムはいずれも、パリの中心部にある有名なスポットやそこで得た体験をイメージ。高い品質の原料にさらに新風を吹き込み、パリのスピリット、色あせない輝きを放つ都市の魅力を表現したフレグランスコレクションだ。

　ブランドを象徴する「ディス ソルフェリーノ」は、調香師 アントワーヌ・メゾンデューが手がけた。セーヌ川とサンジェルマン大通りの間に位置するソルフェリーノ通り10番地の邸宅からインスピレーションを受けて創造。この場所を象徴するローズの香りが、アイリスとティーノートで包まれ、フルーティーとウッディベースが調和した現代的な表情を持つ洗練された香りだ。そのほか、マスターパフューマーのナタリー・ローソンが手掛けた、セーヌ川から着想を得た、アロマティックなクラリセージと爽やかなマンダリンが香る「レヴリ シュル セーヌ」をはじめ、古典建築であるパレ・ロワイアルをイメージした、ムスクを思わせるウッディなウーロンティーをベースにシトラスフルーツが調和する「テ オ パレ ロワイヤル」、宝石のように輝くエトワール広場を思い描く、ガーデニアの爽やかさにジャスミンとほのかに香るシトラスを加えた、深みのあるホワイトフローラル「パリ ラディウー」などを揃え、全10種類をラインナップする。

　フレグランスのボトルデザインは、ソルフェリーノのアイデンティティを反映した、調和の取れたラインが特徴的なパリの建築様式から着想した。なめらかで丸みを帯びたガラス製のボディに、刻印したS10紋章（ソルフェリーノ通り10番地の邸宅のエントランスと同じダークグリーンのシグネチャー）と、キャップ上にS10のロゴをあしらった太陽（ソルフェリーノを中心とした「光の都」パリの輝きを象徴するシンボル）、さらにボトルの首元に結んだグリーンのリボンがラグジュアリーで洗練された雰囲気を演出する。

　パッケージも建築様式をイメージしたデザインを採用。両サイドに配した二重のモールディングがクリーンなラインを引き立て、グリーンのグログランリボンでS10の紋章を縁取り、太陽のモチーフをパッケージ前面にも配置。背面には各フレグランスが表現するパリの世界観を詩的なイラストで描き、さらに市松模様（パリ有数の美しいタウンハウスの床を彩るアイコニックパターンで、ソルフェリーノのDNAに欠かせない要素）のパターンがオートパフューマリーブランドの美学にオマージュを捧げる。

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BEAUTYフレグランス

◾️ ソルフェリーノ フレグランスコレクション
発売日：2025年10月8日（水）
先行販売店舗：伊勢丹新宿店「サロン ド パルファン 2025」