コーセーは、2026年1月1日付での持株会社体制への移行に伴い、3月27日付けでコーセーホールディングスの次期社長兼グループCOOに澁澤宏一常務が就任すると発表した。社長交代は約19年ぶりで、創業家以外からの社長選出は初。また、現社長の小林一俊氏は、同日付で代表取締役会長グループCEOに就任する。
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新社長の澁澤氏は1960年生まれ。1984年にコーセーに入社し、営業やマーケティング部門を経て、中国の現地法人董事長を務めた。経営企画部門では、中長期戦略の立案や経営管理体制の構築を主導。また、経理や法務、人事、品質保証といった基盤部門も統括してきた。国内外での豊富なマネジメント経験を活かし、持株会社体制下でのさらなる成長と企業価値の向上を目指す。
新体制ではそのほか、コーセーホールディングス取締役副社長にアルビオン社長の小林章一氏、専務取締役にコーセーコスメポート社長の小林孝雄氏が就任。また、新たな事業会社コーセーの代表取締役社長には、現取締役の田中慎二氏を任命した。
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