三井不動産と福岡地所が、「マリノアシティ福岡」跡地の商業施設開発計画について、「（仮称）三井アウトレットパーク 福岡」を着工した。九州最大の店舗数を誇るアウトレットモールとして、2027年春の開業を予定している。

　マリノアシティ福岡は九州初の本格的アウトレットモールとして2000年に開業。アパレルや雑貨、インテリアブランドが並び、フードコートなど約160店舗以上を収容した。建て替えのため、8月18日から一時閉鎖している。

　同計画では、マリノアシティ福岡のアウトレット棟を建て替えるとともに、一部の既存建物をリニューアルおよび再活用する。延床面積は約11万7800平方メートル。アウトレットショッピングや飲食ゾーンをはじめとしたバラエティ豊かな約200店舗が出店する予定。九州エリア最大級の店舗数のアウトレットモールを目指す。また、海辺の立地環境を活かした広場を整備するほか、CO2排出量の削減など、持続可能な社会の実現にも取り組む。

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■（仮称）三井アウトレットパーク 福岡
開業日：2027年春
所在地：福岡県福岡市西区小戸2-12
敷地面積：約8万5200平方メートル
延床面積：約11万7800平方メートル