「アディダス(adidas)」を運営するアディダス ジャパンが、駅伝シーズンに向けたランニングシューズコレクション「アディゼロ エキデン コレクション(ADIZERO EKIDEN COLLECTION)」の新作を発表した。11月28日から、アディダス ブランドセンター 渋谷とRAYARD MIYASHITA PARK、アディダス ブランドコアストアの各店舗、アディダスアプリ、アディダス公式オンラインストアで取り扱う。
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同コレクションでは、アデイゼロ史上最軽量のトレーニングシューズ「アディゼロ エヴォ エスエルADIZERO EVO SL)」をアップデートした「アディゼロ エヴォエスエル ウーブン(ADIZERO EVO SL WOVEN)」(1万9800円)を新たにラインナップする。アッパーには、新開発のウーブン素材を採用し、優れた伸縮性と快適なフィット感を実現。サポートの必要な部分には補強を施し、足のブレを抑えながら安定した走りを提供する。また、ヒールクッションの構造を変更し、シュータンのクッションの面積と厚みを増やすことで、フィット感と快適性を高めた。









「アディゼロ エヴォエスエル ウーブン(ADIZERO EVO SL WOVEN)」(1万9800円)
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そのほか、昨年登場したレーシングモデル「アディゼロ アディオスプロ 4(ADIZERO ADIOS PRO 4)」や、ショートレース用モデル「アディゼロ タクミ セン11(ADIZERO TAKUMI SEN 11)」など、日々のトレーニングからレース本番までのランナーを支える9型を揃えるほか、Tシャツやジャケットなどのアパレルアイテムをラインナップする。カラーは、晴れた日の青々とした富士山から着想し、ソーラーブルーを基調に配色。箱根伝統の寄木細工からインスピレーションを受けたピクトグラムデザインをあしらい、駅伝ランナーに必要な「団結心・忍耐力・ラストの全力疾走」を表現したという。
発表会には、10月の出雲大学駅伝で優勝し、2連覇を果たした國學院大学陸上競技部の前田康弘監督と、主将を務める上原琉翔選手、監督から“次期主将”と評される3年の野中恒亨選手が登壇。箱根に向けた意気込みを聞かれた前田監督は「前回の箱根では優勝を狙った結果総合3位ということで、負けからスタートしたチームです。主将の上原からは『箱根で総合優勝するためのチームにしたい』と申し出があり、箱根を勝つために何をするべきかを常に考えながらブレずに1年間やってきて、あと1ヶ月半。次回の第102回大会も大混戦になることが予想されますが、そこを勝ち抜けるチームになっていると思います」と話した。

(左から)國學院大學陸上競技部の前田康弘監督、上原琉翔選手、野中恒亨選手
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◆初の着用率1位となった前回大会 次の目標は“シェア50%”
アディダスは、学生駅伝への取り組み強化に伴い、2023年からエキデン コレクションの展開を開始。2012年から取り組みを続けている青山学院大学をはじめ、2022年から國學院大学、2024年から創価大学、大東文化大学とのパートナーシップを締結し、大学や契約選手との協業のもと、商品のアップデートに取り組んできた。その結果、今年1月に行われた箱根駅伝では、初となる大会シェア1位、着用率約36%を記録した。
これを受け、アディダス ジャパンの萩尾孝平代表取締役は、「アディダス ジャパンは今年、特に大学駅伝において大きな躍進を遂げることができました。躍進の理由の1番は、商品開発力にあると思っています、グローバルの研究開発力に加えて、契約大学などの日本チームの皆さんとの取り組みの結果だと考えています。これからも『日本人を速くする』という信念のもと、チームとのパートナーシップをより強めていきたいです」とコメントした。
アディダス ジャパン ランニングビジネスユニットの寺部雅哉リードは「我々は、箱根駅伝をマーケティングにおける最高の舞台と位置付けています。継続的、計画的に取り組みを続けてきた結果、着用者は増え続けています。今年10月に開催された出雲大学駅伝での着用率は昨年対比で4ポイント増加の約37%、11月の全日本大学駅伝では5ポイント増加の約33%となりました。年明けの箱根では前回大会の“3人に1人”の着用を大きく上回る“シェア50%”を目指します」と展望を明らかにした。


発表会会場には、アディダス ジャパンと契約する4大学のたすきやユニフォームが飾られた。
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