大阪心斎橋が低価格雑貨店の激戦区に〜タイガー、アソコ、ダイソーが好調

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ダイソー心斎橋店 外観


 地下鉄御堂筋線心斎橋駅から徒歩約5分の好立地にある「ダイソー心斎橋店」も好調だ。昨年12月のオープン以降、予想を上回る売上げで推移。売上高で近畿圏内1位、月坪効率では西日本1位となった。売上げの柱は便利グッズなどの実用品だが、女性客を狙ったカラフルで楽しいカワイイ系商品が売れている。店舗はピンクを基調とした女性目線の内装とミラーを多用した高級感のある演出が特徴。「わかりやすく見やすい売り場に変わり、若い主婦やOL、学生のほか、アジアからの外国人観光客も多い」(大創産業ユニットスーパーバイザー 清水類氏)。

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ダイソー心斎橋店 店内


 アソコとタイガーのオープンにより、南堀江とアメリカ村には徐々に活気が戻りつつある。その影響で売上げが伸びている店舗も少なくない。また、界隈では激安雑貨店をはしごする女性客が結構多い。競合店のショッピング袋を抱えた客も目立つ。大創産業リージョナルマネージャーの脇田悟氏によると「女性客はブログで100円ショップの情報を常にキャッチし、比較購買している」という。激安雑貨店を賢く使い分けてショッピングを楽しむ関西の消費者像が浮かんでくる。

 大型商業施設でも、雑貨がキーワードとなる昨今。町再生の起爆剤となるか、それともブームで終わるのか。激安雑貨店の戦いからますます目が離せない。


(文・写真 / 橋長初代)


橋長初代
 大学卒業後、サンケイリビング新聞社を経てファッション業界誌「チャネラー」に入社。1990年代から主にアパレルメーカー、チェーン専門店などを取材。2002年に退社し、フリーランスライターに。現在、商業界発行「ファッション販売」、繊研新聞、WWDなどファッション・流通専門誌を中心に産経新聞、日経トレンディ、週刊ダイヤモンド等に執筆。アパレル素材の辞典など学べる電子書籍も制作中。

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