
Image by: AURALEE
岩井良太が手掛ける「オーラリー(AURALEE)」が、パリファッションウィークで2026年春夏コレクションを発表した。ショーは、冬の名残と春の息吹が混在するスタイリングからスタート。杢調のニュアンスカラーをベースに、徐々にマスタードやバターイエローが加わり、季節の移ろいを色彩で表現し、ブランドのアイデンティティである上質素材の魅力を引き出しながら、肩の力を抜いた春夏らしい爽やかなコレクションに仕上げた。
シルエットは、リラックス感のあるゆったりとしたラインをベースにしつつも、ハンドステッチで仕立てられた軽やかなコートやカシミアポーラーのテーラードジャケットなど、要所にフィット感のあるアイテムを投入した。コレクション後半ではスイムウェアに着想を得た軽やかなトップスやリラックスしたボトムスが登場。シルクオーガンジーのドレスは夕暮れの光を思わせ、手染めのシルクアロハシャツは、都会的なリゾート感を演出したという。
アクセサリーラインでは、バケットハットや巾着型バッグ、手作業で仕上げたカーフレザーのスポーツサンダルなど、都会でもビーチでも映える実用的なアイテムが披露された。
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2015年春夏シーズンにデザイナーの岩井良太が立ち上げた「オーラリー(AURALEE)」。2017年に初の直営店を南青山に出店。2019年にパリファッションウィークに初参加し、同年に岩井が「第37回毎日ファッション大賞」で岩井が新人賞・資生堂奨励賞を受賞した。

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1983年兵庫県神戸市生まれ。文化服装学院 II部服装科卒業。2015年春夏シーズンに自身のブランドとなる「オーラリー(AURALEE)」を設立。2017年にブランド初の直営店を出店。2018年にファッションプライズ「FASHION PRIZE OF TOKYO」の第2回を受賞し、2019年には「第37回毎日ファッション大賞」で新人賞・資生堂奨励賞を獲得した。

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