
Image by: ©Launchmetrics Spotlight
クリエイティブディレクターのアキレス・イオン・ガブリエル(Achilles Ion Gabriel)が手掛ける「カンペールラボ(CAMPERLAB)」が、パリファッションウィークでプレゼンテーションを行った。
カンペールラボは、スペインのシューズブランド「カンペール(CAMPER)」のハイエンドかつ実験的なアイテムが揃うブランドとして2015年に誕生し、2019年にアキレスをクリエイティブディレクターに迎えた。同氏の就任以降右肩上がりに成長し、2024年には初のレディ・トゥ・ウェアコレクションを発表。本格的にウェアアイテムを打ち出していくにあたり、ロゴマークはよりソリッドな印象を与えるデザインに変更した。
プレゼンテーションでは、現在は使われていない立体駐車場を舞台に、靴ブランドから本格的なファッションブランドへの進化を表現。スモーキーで薄暗い蛍光灯が灯る空間で、ディストピアとユートピアが共存する世界観を演出した。
エンジンオイルで染められたヘアメイクで登場したモデルの中には、リアリア(Lia Lia)やジジ・グッド(Gigi Goode)、マット・オックス(Matt Ox)、ククー・クロエ(Coucou Chloe)といったカルチャーアイコンのほか、過去にキャンペーンモデルとして起用したラヤ・マルティニー(Raya Martigny)、スヴェン・マルクヴァルト(Sven Marquardt)も登場した。
コレクションでは、新作スニーカー「トルネード(TORNADO)」やベストセラーシューズ「トルメンタ(TORMENTA)」をアレンジしたサングラスなどを発表。歪んだチェック柄をトロンプイユでデザインしたオーバーサイズスーツを通して、慣れ親しんだパターンを歪めることへの探究を表現した。
最終更新日:




















