60周年を迎えた「ケイウェイ（K-WAY）」が、ファッションショーと展覧会を融合させたイベントをミラノファッションウィーク初日の2月25日に開催した。会場は、ペルマネンテ美術館。展覧会では、ブランドの歩みを辿るオブジェや作品が展示されたほか、広告や動画、アーティストやイラストレーターによるアート作品など、60年の歴史に焦点を当てるだけでなく、現代アートの窓を開くことを目的にさまざまな作品が披露された。

　ショーで発表した2025年秋冬コレクションは、シグネチャーモデルであるナイロンパーカ「Le Vrai」を軸に、コンテンポラリーな要素を取り入れたアイテムで構成。ブロッキングコートや、ギャザーの入ったキルティングマフラー、パリで活躍するスタイリストClemence Cahuによって立ち上げられたバッグブランド「カウ（CAHU）」とのコラボレーションによるPVC素材を用いたバッグなどが披露された。