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MATIÈRES FÉCALES2026年秋冬コレクション

「ラグジュアリー」や「富」のコードを解体

©Launchmetrics Spotlight

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 カナダ・モントリオールを拠点に活動するハンナ・ローズ(Hannah Rose)とスティーブン・ラージ(Steven Raj)によるデザイナーデュオが手掛ける「マチエール・フェカル(MATIÈRES FÉCALES)」が、パリファッションウィークで2026年秋冬コレクション「THE ONE PERCENT」を発表した。

 コレクションでハンナとスティーブンは、社会に生きる全ての人が関わりを持つ「権力」との関係性や、多くの人々が憧れる「ラグジュアリー」や「富」のコードを解体することを目指した。モントリオールで最も貧しい地域の一つカルティエヴィルで育ったスティーブンと、最も裕福な地区ウェストマウント出身のハンナ。正反対の環境で生まれ育った2人は、互いに共感できず衝突することもある中で、物事にはさまざまな立場からの異なった見え方があること(コインの両面)を知ったことが、コレクションの着想源になった。

 ショーは3つのシーンで構成。冒頭は、ブルジョワジーの家族をイメージした"ハイクラス"なドレスやタキシードを引用しつつ、美への執着や冷徹さを表現。罪悪感を表現したという手のひらだけが赤いラムレザーのホワイトグローブは、「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」と共同開発したレザーブーツとマッチ。紙幣で目を覆うようなマスクは、最高級のダブルフェイスカシミアや、フランス製のカスタムツイード、マンチェスター産のプリンス・オブ・ウェールズ(グレンチェック)などの高級素材を使用したデイリーウェアと組み合わせている。中盤では、長いカンガルーポケットが付いたジャージー素材のフーディケープなどを通してブランドの熱狂的なファンダムの装いを表現。終盤には、ハンナがモデルとして登場し、アルビノパイソンのコクーンスカートスーツに、足と一体化したヒールのないスキンブーツを合わせた。ハンナが率いる「イモータルズ(不死者)」を象徴するモデルとしては、バイオハッカーのブライアン・ジョンソン(Bryan Johnson)やデザイナーのミシェル・ラミー(Michele Lamy)もランウェイを歩いた。ブライアンは、虚栄心ではなく内面の不完全さや寿命の延長に執着する者、ミシェルは加齢という自然な美を恐れず時間を超越したグラマラスを体現する者として起用されたという。

 コレクションタイトルの「The One Percent」は、ハンナとスティーブンのファッションスクール時代の卒業制作と同じもの。当時「2026年を想定したデザイン」をテーマに制作した卒業制作の延長線上に現在のブランドがあるとし、フロントロウには当時の恩師を招待した。モデルのデブラ・ショー(Debra Shaw)が着用したラストルックは、学生時代のデザインがそのまま活かされているという。

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