
Image by: Courtesy of Rick Owens

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「リック・オウエンス(Rick Owens)」が、パリの現代美術館パレ・ド・トーキョーで2026年春夏ウィメンズコレクションを発表した。2026年春夏メンズと同様に、噴水が上がる水の中をモデルが歩くという演出で、ガリエラ美術館で同時開催されているデザイナー自身のキャリアを振り返る回顧展「TEMPLE OF LOVE」と連動した「テンプル」と題された作品群を披露した。
今季は、「アメリカの率直さというフィルターを通して見たヨーロッパの美学的洗練の濃密さ」というリック・オウエンスの探求を体現。工業用GRS認証ナイロンで作られた不規則に造形されたスカートやドレスのほか、パリのアーティストMatisse Di Maggioとのコラボレーションによるリサイクルナイロンチュールなどが展開された。そのほか、パリのランジェリーブランド「リヴィー(Livy)」とのランジェリーや、70年代のニューヨークパンクバンド「スーサイド」からインスピレーションを得た、兵庫県のタンナーが鞣した重厚なレザーピースも登場した。
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アメリカ・カリフォルニア出身のリック・オウエンス(Rick Owens)が立ち上げたブランド。ミニマリズムや建築、グラフィックアートを彷彿とさせる独自の美学を落とし込んだ、アヴァンギャルドなコレクションを提案している。洗練されたエレガンスとグランジなどのアンダーグラウンドの2面性を持つ、しなやかで力強いデザインが特徴。顧客はマドンナやケイト・モス、コートニー・ラブといった海外セレブも多く、全身「リック・オウエンス」でコーディネートする熱狂的なファンも抱える。ジャージー素材のアイテムで構成された「リック・オウエンス・リリーズ(RICK OWENS LILIES)」や家具のライン、デニムを中心とする低価格帯のディフュージョンライン「リック・オウエンス・ダークシャドウ(RICK OWENS DRKSHDW)」も手掛けている。
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