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Tamme2025年秋冬コレクション

規範を解体し、多様性を宿したスタイルを提案
Tamme 2025年秋冬

Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

Tamme 2025年秋冬

Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

Tamme2025年秋冬コレクション

規範を解体し、多様性を宿したスタイルを提案
Tamme 2025年秋冬

Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

 デザイナー玉田達也が手掛ける「タム(Tamme)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W」でブランド初のランウェイショーを開催し、2025年秋冬コレクションを発表した。

 タムは、「サカイ(sacai)」のメンズ部門で6年間パタンナーを務めた経験を持つ玉田が2021年にスタート。「既存の更新」をブランドコンセプトに、衣服の歴史やカルチャーに即したプロダクトに焦点を当て、固定観念にとらわれないクラシックとモダンを内包した多様性のある衣服を提案している。2024年9月には「TOKYO FASHION AWARD 2025」を受賞した。

 “夜の前進”を意味する「Nocturnal Forward」と名付けられた今季のコレクションは、「ドレスコードの解体と再構成」をテーマに製作。男性服の「正装」を構成するタキシードやカマーバンド、ボウタイ、ホワイトシャツ、側章といったアイテムやディテールを、カジュアルやミリタリー、スポーツスタイルのコードや要素と織り交ぜることで、既存の装いにまつわる固定概念を解体し、矛盾を内包し多様性を宿したスタイルを提案した。

 ショーでは、街灯に照らされた夜道のような空間に鉄骨の足場に見立てた客席を設置した会場を舞台に、矛盾や異なる要素の共存によって規範を解体・拡張するようなアイテムやルックの数々を披露。側章入りのジャージーのセットアップや、ファスナー開閉式のユーティリティポケットをあしらったスーツ地のスラックス、スウェット生地で仕立てたドレスシャツ、全面に顔料プリントを施し、切りっぱなしのディテールや縫い目の当たり加工などを入れたウール地のモーニングコート、結び目がなく気崩しているように見えるネクタイなどが象徴的に登場した。

 玉田は今回のコレクションについて、「自由と不自由、安定と不安定といったさまざまな相反する要素が同居する現代において、不安と希望を感じながらも多様な変化を受け入れ前進していく、器用で不器用な“我々”の今の態度を表現した」と説明。「混沌や束縛の中でもがき思考することや、その大切さや美しさを許容することは、人がそうありたいと願い、行動する源となる気品を生み出すのではないか」と語った。

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