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Image by: tao
「タオ(tao)」が、コム デ ギャルソン本社で2026年春夏コレクションをミニショー形式で発表した。
「FLOWER」と名付けられた今シーズンの製作の出発点となったのは、アーティスト 今村文による花を主題にした水彩画の切り絵コラージュ作品。「紙でできているのに本物のお花のように見えて、“いのちの源”みたいなものをすごく感じた」というデザイナーの栗原たおが、今村の作品から感じる優しさや逞しさ、生命力をタオらしい服作りで表現することを目指したという。
コレクションでは、花をモチーフとした今村の作品をプリントしドット柄を重ねた生地を主役に、タオらしいギャザーやフリル、ラッフルをふんだんに用いた、ボリューム感のあるシルエットのガーリーなスタイルを提案。オーガンジーやチュール、極薄のタフタなど、透け感のある素材のレイヤードから覗く多様な濃淡の花やドットの赤からは皮ふの下に透ける血液のようなぬくもりを、ブラウスやスカートなどにあしらった細かく繊細なギャザーや立体的な花の装飾がもたらす豊かな表情からは、生き生きとしたいのちの蠢きを感じさせた。
ライトグレーやベージュ、ブラック&ホワイトなどを基調とした前半のルックに対し、後半ではピンクベージュや赤、オレンジ、ライトパープルといった明るく柔らかなカラーパレットに変化。全体を通して「ポジティブな気持ちは常に忘れちゃいけないという思いを揺るがずに持っていたい」と語る栗原らしい、ピュアさや朗らかさと揺るぎない信念を感じるコレクションとなった。
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