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気温10度、男女別の最適な服装とは?

気温10度、男女別の最適な服装のイラスト

Image by: FASHIONSNAP

 衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が10度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。

クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

クロー値・温度対応表

Image by: FASHIONSNAP

このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら

気温10度になるのはどんな場所のどんなとき?

東京(1月下旬):平均的な最高気温が10度前後となり、一年で最も寒さが厳しい時期です。晴天の日が多いものの空気は乾燥し、放射冷却の影響で朝晩は0度近くまで冷え込みます。
仙台(12月上旬):最高気温が10度ほどまで下がり、北西からの季節風が強まります。日中でもひんやりした空気が残り、夕方には日本海側からの雪雲が流れ込むことがあります。
箱根(4月上旬):平均的な最高気温は10度程度で、標高が高いため平地よりも春の訪れが遅めです。晴れていても山からの冷たい風で体感は低く、朝夕は霧が立ちこめやすいです。
ニューヨーク(アメリカ・3月上旬):最高気温が10度前後となり、雪解けが進む一方でまだ寒気が残ります。晴れ間の後に急な雨やみぞれが降ることがあり、気温の変動が大きいです。
アムステルダム(オランダ・3月中旬):平均的な最高気温が10度ほどで、厚い雲に覆われる日が多く、小雨が断続的に降ります。運河沿いでは湿った風が吹き抜け、夕暮れ以降は再び冷え込みます。

 気温が10度のときに快適に過ごせるクロー値は「2.22」です。合計クロー値が「2.22」になるコーディネートを紹介します。

※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。

【ウィメンズ編】気温10度の時のコーディネート

気温10度の時のウィメンズコーディネート

Image by: FASHIONSNAP

 アウターのカナディアンコートのボアライニングが冷気を確実に遮断します。インナーは「アイスブレーカー(icebreaker)」オアシスロングスリーブTシャツの吸湿速乾性と天然メリノウール保温力に、ざっくり編み地のノルディックセーターを重ねて空気層を確保。ボトムはワークテイストのペインターパンツにストレッチ性の高いスパッツをレイヤードし、防寒性とファッション性を両立しました。

コーディネートのクロー値詳細:カナディアンコート(0.71クロー)+ノルディックセーター(0.36クロー)+アイスブレーカーオアシス ロングスリーブTシャツ(0.6クロー)+ペインターパンツ(0.23クロー)+スパッツ(0.15クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+ブーツ(0.1クロー)+スカーフ(0.01クロー)+その他下着など(0.03クロー)

【メンズ編】気温10度の時のコーディネート

気温10度の時のメンズコーディネート

Image by: FASHIONSNAP

 CWU-45Pジャケットは、インターミディエートゾーンと呼ばれるマイナス10度からプラス10度までの環境に合わせて開発されたフライトジャケットなので、気温10度のときにぴったりのアウター。ボトムスにはオーバーオール、インナーにはスウェットシャツと、アメカジの定番アイテムで固めたカジュアルコーディネートです。

コーディネートのクロー値詳細:CWU-45Pジャケット(1.4クロー)+スウェットシャツ(0.36クロー)+オーバーオール(0.35クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+その他下着など(0.05クロー)

■気温別の最適な服装
28度27度26度25度24度23度22度21度20度19度18度17度16度15度14度13度12度11度10度9度8度7度6度5度4度3度2度1度0度-1度-2度-3度-4度-5度-6度-7度-8度-9度-10度-11度-12度13度-14度-15度-16度-17度-18度-19度-20度

コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。

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