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気温13度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が13度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温13度になるのはどんな場所のどんなとき?
東京(2月中旬):平均的な最高気温が13度前後となり、冬の寒さが少し和らぎ始めますが、朝晩は一桁台まで下がり乾燥した空気が続きます。
広島(11月下旬):最高気温が13度ほどまで下がり、北西風が冷たく感じられます。日中は穏やかな日差しがあっても夕方からはぐっと冷え込みます。
鎌倉(4月上旬):平均的な最高気温は13度程度で、海からの風がまだ冷たく、晴れていても体感はひんやりします。にわか雨が通過することもあります。
パリ(フランス・3月下旬):最高気温が13度前後となり、曇り空と晴れ間が交互に訪れます。日中は穏やかでも夜間は再び冷え込みやすいです。
サンフランシスコ(アメリカ・11月頃):平均的な最高気温が13度ほどで、朝は濃い霧に包まれることが多く、午後に晴れても冷たい海風が肌に触れます。
気温が13度のときに快適に過ごせるクロー値は「1.89」です。合計クロー値が「1.89」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温13度の時のコーディネート

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アウターのMA-1は、中綿が体温を逃がさず、リブが風の侵入を遮断。インナーは無地のTシャツでシンプルにまとめます。ボトムスにはミニスカートにスパッツを仕込み、脚さばきの軽快さと防寒性を同時に確保します。ニット帽が頭部からの熱散を抑えつつ、コーディネートを引き締めます。
コーディネートのクロー値詳細:MA-1(1.4クロー)+Tシャツ(0.1クロー)+ミニスカート(0.09クロー)+スパッツ(0.15クロー)+スニーカー(0.02クロー)+ニット帽(0.04クロー)+その他下着など(0.09クロー)
【メンズ編】気温13度の時のコーディネート

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アウターにはフライトジャケットの名作G-1ジャケットを着用。ツヤのあるレザーとボア襟が存在感を放ちます。インナーにはオックスフォード素材のアイビーシャツを合わせ、武骨さの中に端正さを滲ませます。ボトムスにはリジッドデニムのパンツとジャーマントレーナーを合わせ、すっきりとした脚線をに。オレンジ色のニット帽を加えて、落ち着いたコーディネートにアクセントを加えました。
コーディネートのクロー値詳細:G-1ジャケット(1.2クロー)+アイビーシャツ(0.33クロー)+デニムパンツ(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+スニーカー(0.02クロー)+ニット帽(0.04クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。