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気温17度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が17度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温17度になるのはどんな場所のどんなとき?
東京(3月下旬):平均的な最高気温が17度前後となり、やわらかな日差しとともに空気が徐々に春めいてきます。湿度は低く、朝晩はまだ冷え込むことがあります。
京都(11月中旬):最高気温が17度ほどまで下がり、乾いた秋の空気が広がります。日中は穏やかな温かさですが、夕方以降は気温がぐっと下がります。
高知(4月中旬):平均的な最高気温は17度程度で、太平洋からの爽やかな風が吹き抜けます。昼間は過ごしやすく、夜間はややひんやりします。
パリ(フランス・5月頃):平均的な最高気温が17度前後で、日中は緩やかな暖かさを感じます。朝夕には気温が下がり、雨がぱらつくこともあります。
バルセロナ(スペイン・3月頃):最高気温は17度ほどで、地中海からの風が軽やかに吹きます。日差しは明るいものの空気はまだ涼しく、夜にはしっかり冷え込みます。
気温が17度のときに快適に過ごせるクロー値は「1.44」です。合計クロー値が「1.44」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温17度の時のコーディネート

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アウターのピーコートは、品のある雰囲気ながら、高密度メルトンが体温を逃しません。インナーには胸元の細かなあしらいが目を引く繊細なピンタックブラウスを重ね、エレガント感を強調。ボトムスは表情が豊かなレザーパンツ。ゆったりとしたシルエットがコーディネートに上質感を加えます。さらに足元にはレザーブーツ、手元にはレザーグローブをチョイスし、コーディネートに統一感を持たせました。
コーディネートのクロー値詳細:ピーコート(0.55クロー)+ピンタックブラウス(0.26クロー)+レザーパンツ(0.3クロー)+ハイソックス(厚手)(0.06クロー)+ブーツ(0.1クロー)+手袋(レザー)(0.11クロー)+その他下着など(0.06クロー)
【メンズ編】気温17度の時のコーディネート

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アウターにはゴールドのメタルボタンが印象的なブレザーを選びました。トップスはボタンダウンシャツの上にアーガイルセーターを重ね、トラディショナルな雰囲気をプラスします。ボトムスにはセンタークリースのスラックスを合わせ、ブレザーとのトラッドな統一感を強調しました。足元は落ち着いた光沢の革靴でコーディネートを引き締めます。
コーディネートのクロー値詳細:ブレザー(0.42クロー)+アーガイルセーター(0.36クロー)+ボタンダウンシャツ(0.33クロー)+スラックス(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。