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気温18度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が18度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温18度になるのはどんな場所のどんなとき?
東京(4月上旬):平均的な最高気温が18度前後となり、日中は穏やかな暖かさを感じます。湿度は低めで空気が澄み、朝晩はややひんやりします。
広島(10月中旬):最高気温が18度ほどまで下がり、乾いた秋の空気が心地よい時期です。日差しは柔らかく、朝夕の気温差が大きくなります。
軽井沢(6月中旬):平均的な最高気温は18度程度で、高原特有の涼しい風が吹きます。昼は爽やかですが、夜間は一段と気温が下がります。
サンフランシスコ(アメリカ・8月頃):沿岸の冷たい海流の影響で最高気温は18度前後にとどまります。日中は霧が晴れると日射しがあり、朝晩は湿った冷たい空気が流れ込みます。
ダブリン(アイルランド・7月頃):平均的な最高気温が18度ほどで、夏でも穏やかな涼しさが続きます。降水は散発的で、雲が多いながらも長い日照時間を楽しめます。
気温が18度のときに快適に過ごせるクロー値は「1.33」です。合計クロー値が「1.33」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温18度の時のコーディネート

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アウターは軽量ながら保温性に優れたキルティングコート。膝上丈で体をすっぽり包み込みます。インナーには素朴な起毛感のシェットランドセーターを合わせ、粗めの糸が多量の空気を抱えて自然な暖かさを発揮。ボトムスはバギーシルエットのデニムパンツ、足元はスエード素材の革靴をチョイス。仕上げに柔らかなスカーフを首に巻き、厚手手袋で指先までをカバーします。都会の冷たい風にも山間の朝にも対応する頼れるコーディネートです。
コーディネートのクロー値詳細:キルティングコート(0.55クロー)+シェットランドセーター(0.37クロー)+デニムパンツ(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+スカーフ(0.01クロー)+手袋(厚手)(0.05クロー)+その他下着など(0.07クロー)
【メンズ編】気温18度の時のコーディネート

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アウターにはアノラックを着用。ナイロンシェルの鮮やかなカラーが視線を集めます。トップスはサーマルTシャツを土台にネルシャツをオン。それぞれの起毛生地が保温性を高めます。ボトムスにはベイカーパンツを合わせ、フロントのパッチポケットがワークディテールを強調。ゆったりしたワタリと緩やかなテーパードが脚線をすっきり整えます。足元はしっかりとしたワークシューズで引き締め、カジュアル感をプラスしました。
コーディネートのクロー値詳細:ネルシャツ(0.35クロー)+サーマルTシャツ(0.3クロー)+ベイカーパンツ(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。