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気温19度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が19度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温19度になるのはどんな場所のどんなとき?
東京(5月頃):太平洋側の安定した高気圧に覆われやすく、晴天の日中は気温が19度前後まで上がります。湿度は比較的低めで、日差しの下ではやや暖かく感じますが、朝夕はひんやりと感じることがあります。
京都(4月下旬頃):内陸性の影響で日較差が大きく、日中は19度前後でも、朝は一桁台まで下がる日があります。風が弱いと日中は穏やかで、鴨川沿いでは心地よい陽気を感じます。
パリ(フランス・5月頃):西岸海洋性気候のため変わりやすい天気ですが、晴れると日中は19度前後まで上がります。にわか雨の後は空気が澄み、セーヌ川沿いでも爽やかに感じられます。
バンクーバー(カナダ・5月頃):穏やかな西岸海洋性気候で、日中は19度前後になる日が増えます。朝晩はひんやりとし、晴れ間とにわか雨が交互に訪れるのがこの時期の特徴です。
気温が19度のときに快適に過ごせるクロー値は「1.22」です。合計クロー値が「1.22」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温19度の時のコーディネート

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アウターは膝下までを覆うロングコート。密に織られたコットン生地が、颯爽としたシルエットを描きます。インナーにはローゲージのバルキーセーターを差し込み、太番手の空気層が保温力と立体感を演出。ボトムスは浅めのスリットスカートが、コートとの縦ラインでエレガンスな雰囲気を強調します。
コーディネートのクロー値詳細:ロングコート(0.45クロー)+バルキーセーター(0.37クロー)+スリットスカート(0.23クロー)+ブーツ(0.1クロー)+その他下着など(0.07クロー)
【メンズ編】気温19度の時のコーディネート

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ミニマルなデザインのシングルライダースのインナーに合わせたのは、起毛感豊かなネルシャツと半袖Tシャツ。ボトムスにはストレッチの効いたスキニーパンツを合わせ、レザーの短丈と相まって脚線を一層シャープに強調し、膝下のフィット感がシルエット全体を引き締めます。足元はボリューム感のある革靴を選択。モノトーンでまとめたユーロロックスタイルです。
コーディネートのクロー値詳細:シングルライダース(0.44クロー)+ネルシャツ(0.35クロー)+Tシャツ(0.1クロー)+スキニーパンツ(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。