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気温23度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が−1度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温23度になるのはどんな場所のどんなとき?
東京(5月中旬):平均的な最高気温が23度前後となり、木々の新緑が濃さを増します。湿度はまだ低めで日差しも穏やかですので、市街地でも爽やかな初夏の空気を感じられます。
名古屋(10月上旬):最高気温が23度ほどに下がり、真夏の暑さから解放されて過ごしやすい時期です。空気は乾いており、街中の並木が色づき始めるため散策に適しています。
軽井沢(8月下旬):平均的な最高気温は23度程度で、高原特有の涼しさがあります。昼間は程よい暖かさですが、夕方以降は気温が下がりやすく、澄んだ空気の中で星空観察も楽しめます。
サンフランシスコ(アメリカ・7月頃):沿岸部の最高気温は23度ほどで、カラッとした空気と海風が終日吹き抜けます。日中は日差しが強めでも、朝晩に発生する霧の影響で体感温度が下がります。
パリ(フランス・6月下旬):平均的な最高気温が23度前後となり、セーヌ川沿いでは穏やかな風が吹き抜けます。日中は日差しが心地よく、夕方になると街路樹の木陰が一層涼しさをもたらします。
気温が23度のときに快適に過ごせるクロー値は「0.78」です。合計クロー値が「0.78」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温23度のときのコーディネート

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トップスには、ゆったりした身幅と立体フードがカジュアルなムードを生み出すスウェットパーカをチョイス。ボトムスはプリーツスカート。細かなプリーツが歩みのたびに揺れ、パーカのラフさに繊細なリズムをプラスします。インナーにレギンスを忍ばせ、しなやかなフィット感で脚線をすっきり整えます。シューズはシンプルなデザインのジャーマントレーナーで軽快さをプラス。仕上げに帽子を添えて視線を上方へ誘導し、全体のバランスをスマートにまとめました。
コーディネートのクロー値詳細:パーカ(0.37クロー)+プリーツスカート(0.2クロー)+レギンス(0.08クロー)+スニーカー(0.02クロー)+帽子(0.04クロー)+その他下着など(0.07クロー)
【メンズ編】気温23度のときのコーディネート

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オレンジのボディにホワイトのトリムが目を引くTシャツの上には、オレンジと相性の良いオリーブカラーのアーミーシャツを羽織ってカジュアルな印象に。サイドポケットが映えるカーゴパンツは、ブラックカラーを選んで下半身に重心を据えます。足元はストラップデザインの革靴を選択し、カジュアルなコーディネートのなかにも上質感をプラスしました。
コーディネートのクロー値詳細:アーミーシャツ(0.35クロー)+Tシャツ(0.1クロー)+カーゴパンツ(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。