用語集
検索
気温24度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が24度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

Image by: FASHIONSNAP
このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温24度になるのはどんな場所のどんなとき?
東京(5月下旬):平均的な最高気温は24度ほどで、新緑が深まりつつも真夏の暑さには至りません。湿度は徐々に高まり始めますが、日陰では爽やかな風を感じられる日が多いです。
札幌(7月中旬):最高気温が24度前後となり、北海道らしいカラッとした空気の中で夏の観光シーズンが本格化します。日差しは強めでも湿度が低く、市街地でも比較的過ごしやすい状況です。
箱根(6月中旬):平均的な最高気温は24度程度で、山あいの新緑とともに初夏の涼感があります。朝晩は気温が下がりやすく、日中との差が大きいため、自然散策には快適な時期です。
サンディエゴ(アメリカ・6月頃):海岸部の最高気温は24度ほどで、乾いた海風が終日吹き抜けます。日差しは強いものの湿度が低く、ビーチや市街地の散策に最適な陽気です。
フィレンツェ(イタリア・10月上旬):平均的な最高気温が24度前後となり、秋の観光シーズンの始まりを告げます。日中は穏やかな暖かさがあり、夕方になるとアルノ川沿いにひんやりとした風が流れ込みます。
気温が24度のときに快適に過ごせるクロー値は「0.67」です。合計クロー値が「0.67」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温24度の時のコーディネート

Image by: FASHIONSNAP
トップスはバルキーセーター。ローゲージの編み目が立体的な陰影を描き、肩のドロップラインが抜け感を演出します。オーバーサイズのアイテムを選ぶことで生まれる袖のたるみが、コーディネートにリズムを生みます。ボトムスはデニムパンツを選択。程よく色落ちしたインディゴブルーがセーターの色合いと相性良好。シューズはシャープなフォルムのスニーカーで締め、ペールピンクの色合いで軽快なアクセントを添えました。
コーディネートのクロー値詳細:バルキーセーター(0.37クロー)+デニムパンツ(0.22クロー)+スニーカー(0.02クロー)+その他下着など(0.06クロー)
【メンズ編】気温24度の時のコーディネート

Image by: FASHIONSNAP
ゆるく羽織ったパジャマシャツは、リラックス感のあるオープンカラーと柔らかな落ち感で柔らかな雰囲気を演出します。ボタンを開けてAシャツのリブを覗かせ、ヘルシーな抜けをプラスしました。ボトムスにはタック入りチノパンツを選択。カジュアルながらも落ち着いた雰囲気をプラスします。足元は艶やかな革靴で引き締め、リラックスした上半身にエレガントな緊張感を添えました。
コーディネートのクロー値詳細:パジャマシャツ(0.28クロー)+Aシャツ(0.06クロー)+チノパンツ(0.22クロー)+靴下(ふくらはぎ丈)(0.03クロー)+皮靴(0.03クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから