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気温25度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が25度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温25度になるのはどんな場所のどんなとき?
横浜(6月中旬):平均的な最高気温は25度前後となり、梅雨の走りで雲が広がる日が多いです。湿度はやや高まりますが、海風が入るため市街地でも比較的爽やかに感じられます。
金沢(9月上旬):最高気温が25度ほどとなり、真夏の暑さが落ち着き始めます。日本海からの風が吹き抜け、兼六園やひがし茶屋街の散策が快適に楽しめる時期です。
宮古島(4月下旬):平均的な最高気温は25度前後で、梅雨入り前の穏やかな晴天が続きます。海は透明度が高く、日中でも強烈な暑さはなく心地よい暖かさです。
ロサンゼルス(アメリカ・5月頃):沿岸部の最高気温は25度程度で、乾燥したカラッとした陽気が続きます。朝晩は海からの涼しい風が吹き、日中の強い日差しとの寒暖差がやや大きくなります。
リスボン(ポルトガル・6月下旬):平均的な最高気温が25度ほどとなり、地中海性気候のため湿度は低く、日差しは強いものの日陰では過ごしやすいです。夕方には大西洋からの風が入り、川沿いの散策に最適な時間帯になります。
気温が25度のときに快適に過ごせるクロー値は「0.56」です。合計クロー値が「0.56」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温25度の時のコーディネート

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トップスはブラウス。端正な襟のフォルムが顔まわりを凛と整え、裾をタックインすればウエストラインがすっきり整います。ボトムスはイレギュラーヘムスカート。前後左右で異なる丈が歩くたびに揺れ、斜めに走るドレープが視線を縦に導いてスタイルを引き締めます。足元はスニーカーで外して軽快なリズムを生みつつ、スカートの揺らぎにスポーティな躍動感をプラス。エレガンスとアクティブさが共存するコーディネートです。
コーディネートのクロー値詳細:ブラウス(0.28クロー)+イレギュラーヘムスカート(0.19クロー)+スニーカー(0.02クロー)+その他下着など(0.07クロー)
【メンズ編】気温25度の時のコーディネート

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開放感あるオープンシャツは第一ボタンを外して襟元に抜けをつくり、首元へ薄手スカーフをひと巻きして揺れるエンドが視線を集めることで装いにリゾートライクな余韻を添えます。ボトムスのスラックスは薄手の素材をセレクトし、軽快さを演出。シューズには端正な革靴を選んだ、スマートな印象のリゾートコーディネートです。
コーディネートのクロー値詳細:オープンシャツ(0.19クロー)+スラックス(0.22クロー)+ハイソックス(厚手)(0.06クロー)+皮靴(0.03クロー)+スカーフ(0.01クロー)+スカーフ(0.01クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。