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気温26度、男女別の最適な服装とは?

Image by: FASHIONSNAP
衣類の保温性の目安になる数値である「クロー値」を基準に、気温が26度のときに快適に過ごせるコーディネートを紹介します。
クロー値とは:衣類の保温性の目安になる数値。人間は皮膚の表面温度が約33℃=室温が約30℃であるときが一番快適であると言われており、気温が20度のときに皮膚の表面温度を33度にするために必要なクロー値が1.11です。気温が0℃のときは3.33クロー、気温が−20℃のときは5.56クロー分のアイテムを着用すれば快適な皮膚温度が得られる計算になります。

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このページでは、独自に算出したクロー値をもとにアイテムを選び、それぞれの気温のときに快適でいられるコーディネートを紹介します。あくまでも数値上で導き出されたコーディネートですので、参考としてご利用ください。クロー値の詳細はこちら。
気温26度になるのはどんな場所のどんなとき?
名古屋(6月中旬):平均的な最高気温が26度前後となり、梅雨入り後で湿度はやや高まりますが、真夏ほどの厳しい暑さではありません。曇りがちな日も多く、夕方には弱い南風が吹いて過ごしやすさを感じられます。
仙台(8月上旬):最高気温が26度ほどまで上がり、東北地方としては盛夏の暑さです。ただし太平洋からの海風が市街地に入りやすく、日陰や朝夕には比較的爽やかな空気が残ります。
軽井沢(7月下旬):平均的な最高気温は26度程度で、高原特有の涼しさがありつつ日中はほどよい暖かさです。午後になると雷雨が発生することがあり、一時的に気温が下がる場合があります。
サンフランシスコ(アメリカ・9月頃):年間でももっとも暖かい時期で最高気温が26度前後になります。乾燥した空気とカラッとした日差しが特徴で、夕方には名物の霧が発生し、体感温度が下がります。
ケアンズ(オーストラリア・5月頃):南半球の秋にあたり、日中の気温は26度ほどです。雨季が終わって湿度が低くなり、グレートバリアリーフ観光や市内散策には最適なシーズンとなります。湿度は低く、日差しは強いものの日陰では過ごしやすいです。夕方には大西洋からの風が入り、川沿いの散策に最適な時間帯になります。
気温が26度のときに快適に過ごせるクロー値は「0.44」です。合計クロー値が「0.44」になるコーディネートを紹介します。
※以下で紹介する各アイテムのクロー値は、FASHIONSNAPが独自に算出しています。コーディネート例は、そのクロー値に基づき組んだ参考例の一つとしてご覧ください。
【ウィメンズ編】気温26度の時のコーディネート

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トップスはタンクトップ。Uネックが首元をすっきり見せ、伸びの良いリブ編みが身体に沿ったきれいなシルエットを生みます。ボトムスにはカーゴパンツを着用。ゆったりとしたフォルムに配置された立体ポケットがアクセントとなり、裾のドローコードで丈を調整できる点も魅力。足元はワークブーツで、コーディネートにタフな印象をプラスします。
コーディネートのクロー値詳細:タンクトップ(0.06クロー)+カーゴパンツ(0.22クロー)+ブーツ(0.1クロー)+その他下着など(0.06クロー)
【メンズ編】気温26度の時のコーディネート

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カジュアルな印象のボーダー柄のポロシャツに合わせたボトムスは、光沢を抑えたナイロンパンツ。ウエストのウェビングベルトで好みのフィット感が選べます。シューズにはベーシックデザインのスニーカーを合わせた、着る人を選ばない普遍的なカジュアルスタイルを演出します。
コーディネートのクロー値詳細:ポロシャツ(0.17クロー)+グルカショーツ(0.10クロー)+サンダル(0.01クロー)+その他下着など(0.05クロー)
■気温別の最適な服装
28度|27度|26度|25度|24度| 23度|22度|21度|20度|19度|18度|17度|16度|15度|14度|13度|12度|11度|10度|9度|8度|7度|6度|5度|4度|3度|2度|1度|0度|-1度|-2度|-3度|-4度|-5度|-6度|-7度|-8度|-9度|-10度|-11度|-12度 |13度|-14度|-15度|-16度 |-17度|-18度|-19度|-20度
コーディネートの参考になるストリートスナップはこちらから。