Interview | 彼が思う美意識について。vol.4

リリー・フランキー

内田金吾

Interview | 彼が思う美意識について。vol.4

パスタを茹でながら考える
「新しさ」について 

リリー・フランキーさんが教えてくれたこと

内田金吾

 「美しさ」の意味や考え方は、十人十色。傷ひとつないまっさらな状態も、時を重ねてなお輝くアンティークな状態も、美しさの一部だ。今を生き、未来への上り坂を駆け上がっている"彼"は、美しさをどう捉えているのだろう。ビューティ、ファッション、ライフスタイルの枠を超えて、彼の美意識を紐解く、オリジナルインタビュー。第4回は、タレント・インフルエンサーの内田金吾にフォーカス。

 いつの時代も、"カリスマ"と呼ばれる若者たちが時代の流れを作っている。多様なコンテンツの普及でトレンドの移り変わりが激化する令和でも、その存在感でティーンを魅了し続ける彼は、本質的な意味で"今、強い人"だろう。恋愛リアリティ番組で注目を集め、今年、「カンゴール ビューティー(KANGOL BEAUTY)」との初コラボを果たすなど、男女問わずファン層は広がり続けている。
そんな彼が語る美意識とは──。

topic1.恋愛リアリティ番組を経て変わったこと

⎯⎯話題を呼んだ恋愛リアリティ番組への出演から数カ月経ちましたが、SNSを中心とした人気は右肩上がりですね。

 
ありがとうございます!たくさんの人に見ていただけるようになり、自分のヴィジュアルに対する意識が急に高まりました。もともと服は好きだったんですが、メイクにも気を遣うようになって。
⎯⎯すごく自然な印象ですが、どういったメイクを?

 ナチュラルな感じに仕上げたいので、ベースアイテムが中心です。出かける前の準備では「ディオール(DIOR)」の「スキン フォーエヴァー クッション ファンデーション 1N」で土台を作っています。これはメイク好きの母のおすすめで使うようになりました。使い方も教わって、今は自分でパパッと使えます。年齢的にも肌が荒れやすい時期みたいで、こういったアイテムがあると不調があってもナチュラルにカバーできるから、すごく助かりますね。

⎯⎯ポケットにもいろいろ入っているんですね(笑)。

 メイクの"いつメン"が決まっているので、すぐ使えるようにポケットに入れてます!最近使い始めた「オブジェ(OBgE)」の「ナチュラルカバーファンデーション 2号」と「シセイドウ メン(SHIEIDO MEN)」の「ターゲティッド ペンシル コンシーラー MEDIUM」がすっごく便利。1日を通したお仕事だと途中でベースメイクが崩れてくるので、気になるポイントだけをこれでカバーする感じ。どちらもメンズが使いやすい仕様だから、まだメイクしたことない男子でもすぐに使いこなせると思います。恋愛リアリティに出演したときも、現場に持って行ってました!

 あとは、オブジェの「メンズ ムードチェンジリップバーム ウォームオレンジ」も使っています。中央の赤い部分でナチュラルな色がついて、周りの透明な部分で保湿をしてくれるっていう、おもしろいアイテムです。唇の血色感には、こだわりがあります(笑)。

topic2.男子の垢抜けは、素肌作りから

 端正なルックスと圧倒的なセンスで、男女問わず多くのファンを抱える彼。その肌悩みや美しさへの憧れは、今年18歳を迎えるが、等身大の10代が垣間見えるピュアなものだ。

⎯⎯新しいコスメには、常にアンテナを張っていますか?

 話題になったものはチェックしています。最近のバズりとかではないですが、「無印良品」の「あぶらとり紙」と「紙おしろい」は、一時期周りに使っている人が多くて、自分も手に取りました。テカリやすい肌質なので、マットな質感をキープするために、この2つはマストです。

 コスメの情報は、両親から聞くことが多いです。僕の肌質とか好みをわかっているので、2人の言うことを聞いておけば間違いない!って感じですかね。今は「津田コスメ」が気になっています。大人向けのブランドですが、メイクとスキンケアの関係性を研究して作られているみたいで。肌の“治安”を気にしながらメイクをしたい自分に合うんじゃないかと、すごく興味がありますね。
⎯⎯これからメイクを始める同年代のメンズに、アドバイスをお願いします。

 まずは日やけ止めからじゃないでしょうか。僕はサッカーをやっていましたが、その時は何もしていなくて。ちゃんとUV対策していたら、今ごろもっと肌がキレイだったのかなと思うこともあります。とにかく素肌を整えるだけで印象がだいぶ変わるはずだから、まずは日やけ止め。それから、化粧下地とか薄づきのファンデーションなどを取り入れて、より肌をキレイに見せる工夫をしたらいいと思います。そのタイミングで、若干色のついたリップを使って血色感を出してみると、「垢抜けた?」って言われるかもしれないですね。
(右から)シセイドウ メン「ターゲティッド ペンシル コンシーラー MEDIUM」、オブジェ「メンズ ムードチェンジリップバーム ウォームオレンジ」「ナチュラルカバーファンデーション 2号」、ディオール「スキン フォーエヴァー クッション ファンデーション 1N」、無印良品「あぶらとり紙」「紙おしろい」

topic3.ファッションアイコンとしての「僕」

 撮影中、ラーメン店見つけると「うわー、ラーメン食べたい!」と無邪気な笑顔を見せた彼。「でも、今日は我慢」と、肌管理や体型維持にこだわる一面が、人前に立つ上でのプロ意識を感じさせた。
⎯⎯Instagramでもいろいろなファッションを公開していますね。

 服とか靴とかアクセサリーとか、大好きなんです。Instagramに載せている写真はほぼ私服で、前の投稿と被らないように気をつけています。投稿用の写真を撮り溜める日もありますが、そのときは1日の中で着替えたりするんです。YouTube撮影ではサムネイルのことを考えて服を選ぶことが多いですね。

 今日は「ポール・スミス(Paul Smith)」のセットアップを中心に組んでみました!フォーマルでありつつも、パーカが好きなので、個性として取り入れてみたりして。「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」のスニーカーと合わせて、大人っぽさ×自分らしさを表現してみました。
⎯⎯今年、カンゴール ビューティーとコラボしたプロデュースアイテムも話題でした。

 初めての経験で、とても勉強になったし、楽しかったです。予約してくれた方のもとには、もう届いてるんじゃないかな。いくつかアイテムを作りましたが、ナップサックが1番人気だったみたい。予約開始日にソールドアウトしたとのことで、在庫を追加してもらったんです。デザインの可愛らしさはもちろん、実用性もあると思うので、ぜひたくさんの人に手にとっていただきたいです。

 僕自身、スタイリストさんに組んでもらった服を着て、新しい自分を見つけることがあるので、このアイテムを通して、ファンの皆さんが新しいスタイルを発見できたら嬉しいですね。

topic4."好き"は日常の活力になる

 彼の頭は、タレントとして世の中を明るく照らすための、試行錯誤の真っ最中。いかにして人々に幸せを届けるか、と考え抜く横顔は、その若さを超越したプロの表情だった。

⎯⎯今後はどんな活動をしていきたいですか?

 自分のキャラを生かしてバラエティ番組に出演したいです!体を張ってお茶の間に元気や感動を届けている「世界の果てまでイッテQ!」のような番組が大好きなんです。大袈裟かもしれないけど、自分の活動が誰かの心の支えになったり、日々のモチベーションになるような人間になりたいと思っていて。僕はBTSのテテさんが好きで、スマホの待受画面にもしているのですが、好きな人や憧れの人がいると、活力になると思うんですよね。

topic5.彼の美意識

 自身のポジションを冷静に分析し、一つひとつの活動に責任を持って取り組む彼。その美意識は、これまで抱いてきたスターへの憧れを自己に投影するための、現実的な"手段"に思えた。

⎯⎯内田さんが思う「美意識」とは?

 ファンに会ったとき、「(内面も含めて)実物のほうがカッコいい」と思われるための準備ですね。僕はSNSを中心に活動しているので、世間からすれば主に"スマホで見る人"だと思うんです。だからこそ、実物は本当にカッコいいんだぞ!って、伝わったら目標達成ですね(笑)。人前に立つ機会をいただいている今、楽しみにしてくれる人の期待は絶対に裏切っちゃいけないので、美意識を高めながら活動していきたいです。
内田金吾(うちだ・きんご)
2008年8月20生まれ。恋愛リアリティ番組に出演し注目を集める17歳。ファッションブランド「スピンズ(SPINNS)」とのコラボレーションイベントの開催や、「カンゴール ビューティー」でのコラボ商品プロデュースなど、ファッションアイコンとしても活躍中。Instagram、TikTokは@kingo0820
styling:Kingo Uchida
photographer:Katsutoshi Morimoto(FASHIONSNAP)
text&edit:Hikaru Kimura(FASHIONSNAP)
Published on: 2026.03.16