【連載デザビレ紹介!】レトロ&シックなジュエリーが魅力 211号室「mjoux(ミジュ)」

2011年11月21日 09:15 JST

 ファッション関連で活躍する企業や若手クリエイターたちが入居する施設"台東デザイナーズビレッジ(=デザビレ)"。実はFashionsnap.com も入居しています。台東区の産業活性化、ひいては日本のファッション産業の成長など崇高な目的のために設けられたデザビレには、厳しい審査(なんと3回も審査がある!)をクリアし高い倍率をくぐり抜けた19組が入居しています。ここでは、施設内の新進クリエイターたちが一体どんな活動を行っているのかを連載でちらっとご紹介。第11回目はデザビレ211号室に入居する「mjoux(ミジュ)」さんです。

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 東京とバルセロナを拠点に活動しているハンドメイドのジュエリーブランド「mjoux」。デザイナー 徳永 幸(とくなが みゆき)さんはイラストレーターである母の影響から、子どもの頃からものづくりに対して興味が強かったそう。2001年にスペイン・バルセロナへ渡り彫刻と彫金を学んだ後、アントワープの学校に交換留学しジュエリーデザインを修学。2005年にジュエリーブランド「Ussi(ウッシ)」を立ち上げ、神戸の合同展示会「ドラフト」に出展しています。これを機に「アーバンリサーチ」や「スパイラル」で商品を展開。2008年には、「SEIKO TAKI」2008年秋冬コレクションでジュエリー提供し、パリの合同展示会「TRANOI(トラノイ)」に参加しています。2009年、帰国後に「mjoux」を立ち上げ。現在も年に2回現地へ足を運んでおり、スペインの工場で製作されているものも展開しているとか。

 ブランド名は、自身の名前である「みゆき」と「ビジュー」を掛け合わせたもので、スペイン語の発音で読むと「ミジュキ」となることにも由来しているそうです。ブランドのターゲット層は、20~70代までと特に設定されておらず、主にシルバー、ゴールド、真鍮、天然石を使ったネックレス、ブレスレット、リング、ピアスなどをラインナップ。ユニセックスなデザインでジュエリーを展開していますが、男女比は9:1と女性からの注文がほとんどとのことです。価格帯は、15,000〜25,000円、一点ものが30,000円〜。

 旅行に行く先々で博物館や美術館を巡り図録や写真集を集めているという徳永さん。7年間を過ごしたスペイン・バルセロナと日本という二極の異なる土地を行き来する中で、自然の造形や歴史、アンティークやアートなど、日々出会う驚きや感動を「mjoux」のジュエリーで表現しています。


 ブランドロゴにデザインされているタツノオトシゴは、海岸に打ち上げられていたものだそうで、直接型をとってアクセサリーなどにも使用されています。


 徳永さんが今一番おすすめなのは「VOGUE UK」にも掲載予定の爪をモチーフにしたゴールドブレス。シンプルでありながらもモード感漂うデザインが魅力です!ネックレスとブレス2ウェイで使用できる石付きのアクセサリーはロンドンで人気を集めているそう。


※徳永さんのアートワーク

 帰国後、神戸の「ドラフト」で出会った「デザビレ」1期生の話を思い出し、2008年に「デザビレ」へ申請。見事合格を勝ち取り、2009年4月から入居しています。徳永さんは、「デザビレ」について「周りのデザイナーさんと横のつながりができて、情報共有できるのが嬉しい。メーカーを知ることもあるし、勉強になります。一緒にイベントを行ったりと楽しいです」とコメント。周囲で頑張る人を励みにしていると語ってくれました。

 今年3月に起きた震災の影響から国内の注文がキャンセルになったことも経験。現在ロンドン、バルセロナ、シドニーで展開する海外店はもちろん、「今後は日本国内での販売にも注力し、日本全体の規模を拡大したい。そのほかにも、パリやアメリカのコンセプトショップにアピールしたいきたいです」と展望を話してくれました。