ヒップな地元民が集う ロサンゼルスの"最後の本屋"に行ってみた

米ロサンゼルスの人気書店「THE LAST BOOKSTORE」 Photo by: FASHIONSNAP

 「カフェ併設型本屋」「ビールが飲める本屋」など、工夫を凝らした書店が人気を集めています。本を置くだけでは売れない今の時代を皮肉り"最後の本屋"と名乗る、米ロサンゼルスの人気書店「THE LAST BOOKSTORE」に行ってみました。

ダウンタウンLAの一角にある「THE LAST BOOKSTORE」は2005年にオープン。エントランスを抜けると、本棚が並ぶ空間が広がります。ふかふかのソファが設置されていて、購入前の本も試し読みすることができます。

1階には、「アラバマ物語」や「華麗なるギャッツビー」などの名作から、

ポートランド発「KINFOLK」といったファッション・ライフスタイル誌まで幅広いジャンルの書籍がそろいます。

少し怪しい(!?)本も見つけました。THE LAST BOOKSTOREでは新作に加えて古本も販売しているため、低価格で購入できる書籍も充実しています。

キッズ・ティーン向けのエリアも。

アートブックのみを扱う小部屋では、タッシェン(TASCHEN)が刊行しているベーシック・アート・シリーズや、建築・写真に関する本が豊富にそろいます。様々なシルエットの額縁が並ぶ壁も素敵ですね。

本棚が立ち並ぶ横には、中古レコードのコーナー。近年のアナログブームもあってか、10代後半〜20代の若者も多く訪れます。

THE LAST BOOKSTOREは2フロアから構成。2階への階段には「ホラー」「ファンタジー」などジャンル名がペイントされ、遊び心たっぷり!

思わず写真を撮りたくなるようなアーティスティックなオブジェも。なんだかハリーポッターっぽい?

店内は他のお客さんの邪魔にならない程度であれば写真撮影はOKなので、ここで記念写真を撮るお客さんが多いようです。アーチと円型に配置された本は固定されたディスプレーでした。

2階は個性的なディスプレーが目立ちます。本棚の斜め置きやカラー別など、本の収納方法として参考になりそう。

THE LAST BOOKSTOREでは古本・レコードの買取を行っており、買取に加えて店内の商品と交換することも可能。読まなくなった本の寄付も受け付けています。店内は常にヒップな地元民や観光客で賑わっている一方で、公式サイト上には「WHAT ARE YOU WAITING FOR? WE WON'T BE HERE FOREVER.(なにを待っているの?私たちも永遠にここにいるわけではない)」というメッセージが表示されています。手元のスマートフォンでも本が読めるようになった時代ですが、"最後の書店"はワクワクするような仕掛けを通じて印象的な体験を提供してくれました。

■THE LAST BOOKSTORE
住所:453 S Spring St - Ground Floor, Los Angeles, CA 90013
営業時間:月-木 10:00〜20:00/金土 10:00〜23:00/日10:00〜21:00
公式サイト