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ヨウジヤマモトが民事再生法適用を申請、投資会社とスポンサー契約締結

 ヨウジヤマモトが、2009年10月9日付で東京地方裁判所に民事再生手続開始を申立て、プライベート・エクイティ投資会社のインテグラル株式会社とスポンサー契約を締結した事が明らかになった。

 ヨウジヤマモトによる民事再生手続開始の申立てを踏まえ、インテグラルおよび同社が運用アドバイザーを務める投資ファンド(インテグラル1号投資事業有限責任組合)が、ヨウジヤマモトおよびリミヤマモトに投資することにつき、両者の間でスポンサー契約書を締結。ヨウジヤマモトの事業をインテグラルが設立する株式会社(新・ヨウジヤマモト)が譲り受けることを予定している。

 ヨウジヤマモトは、チーフデザイナー山本耀司氏の独自の世界観によるファッション・アートの展開で高級アパレルブランドとして世界的に極めて高い評価を受け、パリコレクションでの長年に亘る実績を有し、フランスのJournal du Textile誌における業界専門家人気デザイナーランキングでトップ10に入るなど日本デザイナーブランド最高位に位置づけられる企業である。ブランドラインには、「Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)」、「Y's(ワイズ)」、およびadidas(アディダス)社とのコラボレーション・ブランドである「Y-3(ワイスリー)」などを有する。リミヤマモトは、チーフデザイナー山本里美氏が新進気鋭のデザイナーとして2006年にパリコレクションに注目のデビューを果たしブランド「LIMI feu(リミ フゥ)」を展開する企業である。

 スポンサー契約による財務基盤増強がなされた際には、新・ヨウジヤマモトおよびリミヤマモトは、これまでパリ、ニューヨーク、北京、東京等において展開してきたコレクション活動について精力的に注力するとともに、国内外の店舗等の事業基盤を強化し成長発展に努める。

 インテグラルは、日本企業を対象に、自己資金投資とファンド資金投資の両方(ハイブリッド型投資)を用いた独自の投資手法により長期的な投資を行っている。同社は、本件が実行された暁には、新・ヨウジヤマモトに対し、ハイブリッド型投資手法を用いて長期的視野に立った投資を実行し、同社に取締役会長(辺見芳弘:東ハト社長、アディダスジャパン副社長等を歴任)をはじめ役職員を派遣し同社の企業価値の最大化を目指し、同社の大塚昌平代表取締役社長ら経営陣へ最適な経営支援を実施していくと発表している。

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