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ラフ・シモンズが終了の危機?生産中止と噂

 パリ・コレクションに参加している「RAF SIMONS(ラフ・シモンズ)」が、2011-12年秋冬シーズンのメンズコレクション発表後にパリで行われるはずだったショールーム展をキャンセルした。製造パートナーとの関係が解消されたことが理由とされており、業界関係者から新作コレクションの生産や今後のブランド継続が危ぶまれている。
 

 「RAF SIMONS」の最新コレクションは、パリ・メンズファッションウィーク期間中の1月22日にランウェイショー形式で発表された。多くのジャーナリストやバイヤーが訪れたが、急遽ショールームの中止をアナウンス。製造パートナーのイタリアFuturenet Group(フューチャーネット グループ)との取引が終了したことが複数メディアで報じられたことから、2011-12年秋冬シーズンの生産は中止になると噂されている。日本で「RAF SIMONS」を展開しているサン・フレールは「本国からはまだ何も通達を受けていない。これから現地で話し合いが持たれる予定」とコメントしており、今後の展開についてブランドからの正式発表が待たれている。

 デザイナーRaf Simonsはベルギーで産業デザインを学び、家具デザイナーとして活躍後ファッションの世界へ足を踏み入れた。音楽やパフォーマンスといったユースカルチャーを背景とするメッセージ性の強いクリエーションは、パリメンズコレクションで注目を集めている。「RAF SIMONS」の他に、2006年春夏シーズンよりセカンドライン「RAF BY RAF SIMONS(ラフ バイ ラフ・シモンズ)」、2008年秋冬シーズンより「FRED PERRY(フレッドペリー)」とのコラボレーションをスタート。2006-07年秋冬シーズンより「JIL SANDER(ジル・サンダー)」のメンズ・レディスウェアのクリエイティブ・ディレクターを兼任し、2011年春夏シーズンより新ライン「JIL SANDER NAVY(ジル・サンダー ネイビー)」のデザインも手がけている売れっ子デザイナーだ。

 なお、2008年9月に東京・青山にオープンした世界初の旗艦店「ラフ・シモンズ アオヤマ」は2010年10月末で閉店。現在、国内では東京「新宿伊勢丹」と大阪「梅田阪急」にインショップを構えている。

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