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イオンがパルコ株12%超を大量取得

 イオンは2月22日、パルコの発行済み株式の約12.31%(10,133,800株)を取得したことを発表した。これは、イオンが展開する都市型ショッピングセンターの強化や、両社の海外事業の拡大などを目的としたもの。本件は、イオン独自の判断に基づき実施されたもので、パルコ側は「現時点において当社としては正式に確認している事実はない」とコメントしている。

 イオンは、昨年10月に「新しい成長戦略への移行と成長を支えるための経営基盤の確立」に向けた体制の強化を推進することを発表。なかでも首都圏や地方主要都市といった大都市マーケットの出店や業態の多店舗化を進めるとともに、第3者との協業の可能性などを含め事業基盤の強化策を検討していた。

 今回パルコの株式取得したことで、イオンが展開するフォーラスやビブレなどの都市型ショッピングセンターをパルコの既存店舗と一体的に運営し、両社の都市型ショッピングセンターの価値向上を目指す。また一方で、イオンが持つ豊富な海外事業展開の経験とパルコの国内で培ったノウハウを融合することで、中国など海外事業の早期展開や拡大をへと繋げていく考えだ。

 イオンは今回の株式取得にあたりパルコや、同社株を約33%保有する筆頭株主 森トラストらとの具体的な協議は行っていない。今後、パルコとの良好な協力関係構築に向けてパルコやその他の関係者との間で具体的な話し合いを進めていくとしながらも、パルコとの提携効果を高めるためにイオンの持分法適用会社とすることも計画している。

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