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そごう八王子が2012年1月に閉店 百貨店再編進む

 セブン&アイ・ホールディングス連結子会社のそごう・西武は2月23日、東京・八王子の「そごう八王子店」を2012年1月31日をもって閉鎖することを発表した。グループでは2010年12月の有楽町西武に次ぐ営業終了となり、1983年の開店以来28年の歴史に幕を下ろす。

 「そごう八王子店」は、1983年11月にJR八王子駅に直結する郊外型百貨店としてオープン。1998年に増床、2008年には開店以来初の全館リニューアルを実施してきた。しかし立川駅前の一大商業施設の充実や、周辺エリアへのショッピングセンターの進出等、周辺マーケットが激変。2012 年に契約満了を迎えるにあたり、赤字構造からの脱却は困難であり、今後営業を継続した場合に更なる赤字の拡大も避けられないという判断のもと、営業終了を決断するに至った。売場面積は31,800平方メートルで、2010年2月期の売上高は233億円の見込み。

 そごう・西武は、昨今の極めて厳しい経済環境下において、基幹店を中心に盤石な利益基盤の確立と店舗類型にもとづく地域一番店化と業態複合店化を軸とした構造改革に着手している。一方で構造的な赤字を抱える店舗について十分な検討の上、2009年に「そごう心斎橋本店」と「西武札幌店」、そして2010年に「西武有楽町店」を閉鎖。しかし経済環境の先行きはまだまだ不透明感が強く更に踏み込んだ対応が必要であり、「そごう八王子店」の営業終了を発表した。今後同社は、2012年度の目標として掲げる「新たな百貨店業態の確立」に向け、抜本的な改革に邁進するとしている。

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