Business

パルコ平野社長の退任報道 午後には正式発表の見通し

 パルコがイオン側からの要求を受け入れ、代表取締役社長 平野秀一氏の退任の意思を固めたと時事通信社が20日報じた。報道によると午後には正式発表されるとのことだが、パルコからは「本件は当社より発表したものではありません。今後、開示すべき事実が生じた場合には速やかに公表いたします」とのプレスリリースが配信されているに留まっている。パルコは持ち株会社第2位のイオンと筆頭株主である森トラストから経営陣交代を迫られていた。

 発端は2月、イオンが独自の判断に基づきパルコの発行済み株式の12.31%の株式を取得し、イオンが資本・業務提携についての提案書を提出していたことから。パルコは「信頼関係が築けていない」などを理由に一度これを拒否。イオンは筆頭株主の森トラストとともに、5月に開催予定の株主総会において共同して取締役選任議案に関する議決権を行使することを発表していた。

 一方のパルコ側は4月13日に、アジア最大規模の不動産会社CapitaLand Limited(キャピタランド)のグループ会社であるCapitaMalls Asia Limited(キャピタモールズ・アジア=以下CMA)と業務提携を締結。イオンからの提出案にも組み込まれていた中国進出について、CMAとともに行っていくとしており、イオンとは5月に開かれる株主総会で全面対決となることが予想されていた。

 平野氏は、1981年にパルコに入社。2002年には執行役員に就任し、その後現在の役職までわずか6年で上り詰めた人物。イオン・森トラストは、資本・業務提携についての提案書にも名前のあったパルコの現執行役 牧山浩三氏を選任するとされている。

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング