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世界に認められた伝説のファッション誌「DUNE」が復刊

 2008年に休刊したファッション誌「DUNE(デューン)」が2011年6月3日、「Libertin / Dune(リベルタン / デューン)」として復刊する。1993年に林文浩(はやし ふみひろ)編集長のもと"メイド・イン・ジャパン"の雑誌として制作され、国内外から高い評価を得ていた「DUNE」。3年間の制作期間を経て、カルチャーの要素をより強めたファッション芸術雑誌「Libertin / Dune」として新たなスタートを切る。
 

 1993年に林文浩氏により映像・音声の書籍や雑誌を展開する出版社アートデイズから創刊された「DUNE」。宮沢りえが表紙を飾った創刊号から菊池凛子が登場した2008年の第33号まで約15年間、徹底したクオリティーと妥協のない姿勢で制作されてきた。「DUNE」にしかできない"カタログ的ではない雑誌"、"本質を伝える雑誌"を追求しており、ニューヨークタイム誌の"世界のインディペンデント・マガジン"にも選出されている。林文浩氏は学生時代から編集業に携わっており、「DUNE」の編集長に就任。著書には「外道伝」をはじめアートブックなどが存在し、東京・白金にあるアートスペース「THE LAST GALLERY」を主宰。過去には、Sofia Coppla(ソフィア・コッポラ)監督の映画「ロスト・イン・トランスレーション」に出演したことがあるなど、多彩な活動を行っている。

 「Libertin / Dune」創刊号では"Somewhere"でベネツィア国際映画祭にて金獅子を受賞したSofia Copplaを表紙に迎え、リオ・デ・ジャネイロ、ニューヨーク・ダウンタウン・アートシーン、東京アンダーグラウンドを特集。写真家のMario Sorrenti(マリオ・ソレンティ)やAnders Edstrom(アンダース・エドストローム)、Ryan McGinley(ライアン・マクギンレー)らが参加し、本誌を通して「雑誌が本来忘れてしまった"真実"と"絶対的美意識"」を伝えている。4年前に「DUNE」が休刊して以来、声をかけ続けていたというのが総合エンターテインメントグループ「Vithmic」でプロデューサーを務めている佐藤ビンゴ氏。「Libertin / Dune」は「Vithmic」から発行されることとなり、復刊が現実となった。「『林氏が作る雑誌だったら』と書店からも是非置いてほしいとの声も貰っている」と佐藤氏は語る。発売に先駆け「THE LAST GALLERY」で行われたレセプションでは、出来立ての本誌を販売。林編集長は「1冊の雑誌として3年間という製作期間をかけたのは自分でも初めて。出来は、世界的にクオリティーの高く伝えたいことを伝えられる1冊に仕上がったのではないかと思っている。東京はニューヨークなどと同様文化を発信できる都市。東京の"若い遺産"を本誌を通じて伝えていきたい」と語った。「Libertin / Dune」は海外での販売も行う予定で、今後1年に2回、不定期で発行していく。

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