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娘ステラ・夫ポールが監修 リンダ・マッカートニーの回顧作品集

Image by Stella McCartney
Image by: Stella McCartney

 美術書をメインに取り扱うタッシェン・ジャパンが、フォトグラファーLinda McCartney(リンダ・マッカートニー)の作品を収めた写真集を6月下旬に発売する。本作は56歳でこの世を去ったLindaの日常を収めた回顧作品集。夫のPaul McCartneyがベースを務めていた「The Beatles」の初期〜最後まで、またデザイナーStella McCartneyをはじめとした子ども達の何気ない一瞬など、気取らずも新鮮な作品が収められている。

 「リンダのレンズを通した世界〜リンダ・マッカートニーの人生と写真の回顧録〜」は、1969年にPaul McCartneyと結婚後から死去するまでの30年間、Lindaが撮り続けた彼女のまわりの世界を1冊に収めたもの。リンダは初期のロック写真から「The Beatles」の最期、Paulのバンドであり彼女もコーラスを務めていた「Wings(ウイングス)」のツアー風景、そして4人の子供たちなど家族の"日常"を撮影。また、Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)とMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)のスタジオセッションやWILLERM DE KOONING(ウィリアム・デ・クーニング)、Gilbert & George(ギルバー ト&ジョージ)など、結婚前にフォトグラファーとして活躍していた彼女ならではの豪華な顔ぶれも多数を収められている。被写体がセレブであっても、家族、動物であっても、演出的に写真を撮ることがなかったというリンダ。常に気どらない新鮮な作品の数々は、物事の本質をとらえた貴重な瞬間を暖かく表現している。
 
 Lindaは、Paulと結婚するまでは「ローリング・ストーンズ」をはじめロック・アーティストを撮影するフォトグラファーLinda Louise Eastman(リンダ・ルイーズ・イーストマン)として活躍していた。1969年Paulと結婚後は、「Wings」のオリジナル・メンバーの一人として共に活動した他、解散後も夫のツアーに付き添うなどPaulを支え続けた。写真家、ミュージシャンとしての顔に加え、ベジタリアンのLindaは菜食主義者に向けた料理本も数冊残している。ポールとの間にできた3人の子どもは、現在長女のMary McCartneyは写真家、次女はデザイナーStella McCartney、そして長男はJames McCartneyはミュージシャンとして活動。今回の回顧作品集は、Lindaの20万点に及ぶ作品のなかから、夫のPaul McCartneyや彼女の娘であるデザイナーStella McCartneyをはじめとした子どもたちのサポートにより製作されている。

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