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三越伊勢丹が休業日を復活 最大11年ぶりの店舗も

 三越伊勢丹ホールディングスが6月20日、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の3店舗について今年8月に店舗休業日を設定することを発表した。90年代以降、小売業全体が営業機会を拡大する流れのなかで、同社は各店舗の休業日を縮小・廃止。新たに休業日が設定されるのは伊勢丹新宿本店は約8年ぶり、三越日本橋本店は約9年ぶり、三越銀座店においては約11年ぶりとなる。
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 三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿本店は2003年2月19日、三越日本橋本店は2002年3月4日、三越銀座店は2000年8月28日以降、元旦などを除き休業日を廃止。導入の背景には、これまで最長で11年間休業日を廃止してきたが、店頭で働く販売員数が薄まり店舗でのサービスレベルや顧客満足度の低下を招いてきたことが挙げられている。今回8月に休業日を設定し、サービスや満足度だけではなくあらゆる面から百貨店としての原点に立ち戻り、新しい百貨店モデルの構築を目標に、企業としての価値も向上させていくことを目指している。

 三越伊勢丹ホールディングスが定めた休業日は、伊勢丹新宿本店が8月16日を除く毎週火曜日計4回、三越日本橋本店が1日と29日の計2回、三越銀座店が22日の計1回。同社のなかで最も来店客数や売り上りげの多い伊勢丹新宿本店に最も多く休業日を定めたことに対し、「顧客満足度やサービスの質、経費、収益、節電などあらゆる面で明確に効果が出易いのは伊勢丹新宿本店。効果の大きい場所でやってこそ結果が得られるのでは」と同社広報担当者は語る。今後の休業日や他店舗の休業日については8月の結果から検討していくとしている。

 なお、すでに夏の節電対策についてはすでに各店舗で取り組みを開始。15%削減の目標は達成可能としているが、店舗休業日を設定することでさらなる社会への貢献につなげていきたいと考えている。

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