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資生堂ギャラリーで北京の写真家ユニット「榮榮&映里」が写真展

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Image by: 資生堂

 東京・銀座の資生堂ギャラリーが、中国・北京在住の写真家ユニット「榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ)」の個展「三生万物」を開催する。会期は2011年7月2日から8月14日まで、中国における現代写真芸術の発展を目指す二人の活動は世界各国から注目を集めている。

 「榮榮&映里」は、中国人写真家の榮榮(ロンロン)と日本人写真家の映里(インリ)が夫妻で活動しているユニット。"中国の社会的現実とそこでの生活を写した作品や、人と美しい自然との関係性を自身の身体を媒体として表現した作品"で高い評価を得ている。それぞれ写真家として活躍していた二人は1999年に日本で開催された榮榮の個展で出会い、その翌年から共同制作をスタート。2007年6月には、私財を投じ中国北京市朝陽区草場地に中国国内初の民間の現代アートセンター「三影堂撮影芸術中心」を設立。中国における現代写真芸術の発掘、普及、発展のためのプラットフォームとなることを目指し、年間を通して様々な展覧会を行っているほか、写真集の出版、および各種プロジェクト、イベントなどを開催している。また、2009年からは、年に一度中国の若手写真家を発掘し育成するプログラム「三影堂撮影賞」を開催しており、資生堂は同プログラムへのメセナ支援に加え女性写真家を顕彰する「資生堂賞」を設け贈賞している。

 今回資生堂ギャラリーで開催される個展の「三生万物」というタイトルは、中国の春秋時代の思想家老子が書いたと伝えられる書「老子道徳経(ろうしどうとくきょう)」の「道生一、一生二、二生三、三生万物(道は一を生み、一は二を生み、二は三を生み、三は万物を生む)」から付けられている。同展では、榮榮と映里が北京で暮らしていた地、胡同(こどう)が再開発されていく様子を撮影した「Liulitun(六里屯)」シリーズや現代アートセンター「三影堂撮影芸術中心」を設立するまでの「Three Shadows(三影堂)」シリーズ、家庭を築き生活を営んでいく様子を写した「Caochangdi(草場地)」シリーズを中心に紹介する。

■資生堂ギャラリー http://www.shiseido.co.jp/gallery/

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