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クロスカンパニーがI.Tと資本・業務提携 3年で中国120店出店を目指す

Image by クロスカンパニー
Image by: クロスカンパニー

 クロスカンパニーが9月17日、上海市内の商業施設「ラッフルズシティ上海」内に中国初の「earth music and ecology (アース ミュージック&エコロジー)」の店舗を出店する。同社は6月、中国に現地子会社を設立。店舗展開においては香港のファッション小売企業「I.T リミテッド」と資本・業務両面で提携し、今後3年間で120店舗を目標に中国国内での出店を加速させる考えだ。

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 クロスカンパニーは2008年から、主力ブランドである「earth music and ecology 」の製品を香港、台湾、 シンガポールで販売し、市場データを収集・分析しアジアにおける販売戦略の検討を重ねてきた。各国で同社が提案する"ナチュラルでかわいい =「ナチュカワ」"なファッションが20代女性に定着してきたことから中国での本格的な事業展開を決定し、中国で現地子会社CROSS CHINA LIMITED(以下 クロスチャイナ)を設立。翌7月には「I.T リミテッド」とクロスチャイナ株式の一部取得と中国での広範な業務協力について基本合意し、覚書を締結した。商品を供給する一方で、「I.T リミテッド」のネットワークや事業運営ノウハウを活用し、出店戦略を推進。アジア最大規模の不動産企業「キャピタランド リミテッド」グループで商業施設事業を行う「キャピタモールズ・アジア リミテッド」を重点取組先と位置付け、同社が有する商業施設を中心に出店していく。9月に出店が決定した「ラッフルズシティ」は中国で同社が運営する最有力商業施設の1つだ。

 事業開始当初は中国でも日本と同じ製品を販売する方針だが、将来的には現地デザイナーによる中国向けオリジナル商品を展開していく予定。なお、現地で迅速な意思決定を行うため、クロスカンパニー代表取締役社長 石川康晴(いしかわ やすはる)氏が自ら8月より中国・上海に赴任し、1号店の開店から中国事業が軌道に乗るまでの間、陣頭指揮を執る。

 3月に発生した東日本大震災への対応や支援活動をいち早く行なったクロスカンパニーの業績は、一時的に震災の影響がでたものの4月以降の売上は順調に回復しており、2011年7月の中間決算における売上高は速報値で252億(前年比 141.9%)と好調に推移している。中期経営計画についても、最終年度の2015年1月期売上高(単体)を従来計画より90億円増やした1,140億円へ上方修正。中国進出は、中期経営計画の要とされている。

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